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EVが普及しない未来は考えられない

こんにちは。MAKOです。
最近「EVの記事を見ない日はない」というくらいEV関連のニュースをよく見かけます。
今日はタイトルにもある通り「EVが普及しない未来は考えられない理由」について買いていきたいと思います。

そう簡単にガソリンは手に入らない

EVと比べてガソリン車の方が利便性が良いと考えている方は「ガソリンがいつでも手に入る」という前提で言っているのだと思います。
しかし、そもそもガソリンは化石燃料であり、海外から船で輸入しなければ手に入りません。

ガソリンスタンドは便利なのか

ガソリンスタンドもいつでもどこでもあると思ってないでしょうか。ガソリンスタンドも圧倒的数のガソリン車によって供給が維持されてきたわけですが、今後のEVが普及するとなると、それらインフラへの投資は減ります。
EV充電設備のニュースはよく目にしますが、新しいガソリンスタンドのニュースはまず見かけませんよね。

いつでもどこでも手に入る電気

一方、EVの燃料である電気はどうでしょう。日本中で電気が手に入らない場所は無いと言っても良いくらい普及しています。
「EVはバッテリー容量が少なすぎて長距離に向かない」という意見はガソリン車から見た意見であり、どこでも電気が手に入る以上、EVにその理屈は通用しないのではないかと思うのです。

スマホに例えると分かりやすい
スマホのバッテリーも1〜2日程度しか持ちませんが、誰も文句を言わないのはいつでもどこでも充電出来るからですよね。
仮に1週間持つ燃料電池式スマホが発売されたとして買う人がいるでしょうか?
毎週水素ステーションに通うくらいなら、毎日家で充電した方がマシだと思うのが普通でしょう。

EV充電器の普及で立場が変わる

EVが不便だと感じるのは、今はまだEV充電器が足りないからです。
今後、自宅・オフィス・駐車場などのあらゆる場所で充電出来るとなると、スマホと同様にガソリンスタンドでしか充電(給油)出来ないことの不便さに徐々に気づくと思います。

時代の変化を受け入れられない人達

・メールではなく電話で伝えるべき
・オンライン会議では気持ちが伝わらない
・書類はpdfではなく紙で提出するべき
・在宅やリモートワークで仕事なんて出来ない

EVを否定する人ってこういう方々に似ています。今までの価値観がガラリと変わる瞬間に、変化を受け入れられず殻に閉じこもってしまうのです。
※EVを否定する人って年配の方ばかりだと思うのは気のせいでしょうか。

自動車産業のネガキャン

現在自動車会社世界一のトヨタはEV化に大きく遅れを取っています。
期待されていたトヨタ初のEV「bZ4X」もリコールとなり「ハイブリッドを開発したトヨタならEVなんて簡単に作れる」というのは間違いだったことが分かりました。

トヨタ自身もEVシフトをすれば「世界のトップ10にも入れない」ことはわかっているのでしょう。EVが普及する前にガソリン車で稼げるだけ稼ぐ作戦だと思いますが、この判断は日本のEV産業の致命的な遅れにつながる可能性があります。

EVにしか出来ないこと

(私含め)自動車に特に愛着のない大多数の方からすれば「乗り心地」とか「バッテリー容量」とかはどうでも良くて、移動できればタクシーでもUberでも良いわけです。
先日、中国で無人タクシーサービスが始まりました。無人運転とEVは非常に相性が良いのです。

こういうケースが出てくると徐々に「ガソリン車の不便さ」を感じる人達が増えてくるのではないかと思います。

まとめ

日本がEV化に出遅れたことは非常に残念ですが、エネチェンジなどEV充電事業で世界と肩を並べられる可能性のある日本企業出てきています。

価値観を否定されるような大きな時代の変化が訪れた時、変化に適用するか、否定するかでその後の未来は大きく変わります。
日本企業もこの時代の変化になんとか適用してもらいたいと心から思います。

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