Note 40: Google日本語入力が大好き

2019年1月2日書道パフォーマンス

パソコンで日本語を書くとき、ローマ字を仮名に、仮名を漢字に変換してくれるのがIMEという。
Wikipediaによると、Input Method Editorの略だそうだ。へぇ~
昔はFEPと言っていた。Front End Processer。
松茸とか流行っていたけど、今はWindows同梱のMS-IMEと、一太郎に付いてくるATOK、そしてGoogle日本語入力が3強と言う気がする。

この中ではGoogle日本語入力が断トツで使いやすい。

IMEというのは、入力した時の書き癖を覚えていく。
「かきぐせ」と書いて変換したときに、書き癖、書きぐせ、書きグセ等、人によっていろいろな流儀がある。
「書癖」という明治の文豪みたいな人もいるだろう。
これを覚えておいて、次に入力したときに二度と入力で苦労しなくて済むのがIMEの値打ちである。
だから、あるていど文節単位で長い変換をしておくと、次回から前回の入力が候補として出てきて捗る。

ただ、あるパソコンでせっかく書き癖を覚えさせても、他のパソコンにはそれが通じない。
ところが、GoogleIMEの場合はネットに繋がって辞書を共有するので、あるパソコンで覚えさせた書き癖が他のパソコンでも生きてくる。
まあ、ネット+AI時代の技術であって、プライバシーの観点からどうかなと思わないでもない。

これ、他のユーザーが学習した結果も入ってくる。
Google日本語入力は芸能人の名前に強い。
ひらてゆりなで変換すると平手友梨奈が先頭に出てくるし、かきざきめみで変換すると柿崎芽実が出てくる。
じっさいには予測変換するので、「かきざk」ぐらいまで入力した時点で柿崎芽実と出てくる。
集合知の力である。
(「知」って言うか……)

あと「りあじゅう」と入れると「リア充爆発しろ」と出てくる。
これは辞書登録したのだろうが、他人の辞書登録の結果がそのまま入ってくるのだ。
たまに書き間違いも入っていて、集合知ではなくて集合愚だが、それも楽しい。
WindowsでもMacでも使えるし、なんとLinuxでもmozcという名前で使える。
これはうれしい。
iPhoneでも使えるのだが、なんとなく見た目が馴染めないので使わなくなってしまった。

ということで、Google日本語入力についてQiitaに記事を2つほど書いているので紹介する。

最初はこの記事だけ紹介してnoteの方はラクしようと思っていたのだが、前フリで結構な分量を書いてしまったw

(この項終わり)

P.S. スマートスピーカーの中では、Alexaよりも、Siriよりも、Google Homesが断トツで賢いって勝間和代さんが言ってるけどホントかな。。


会社員兼業ライターの深沢千尋です。いろいろ綴っていきますのでよろしくです。FaceBook、Twitterもやってますのでからんでください。 https://www.amazon.co.jp/l/B005CI82FA