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テリトリーマッピングという一石二鳥な研修

私の所属するコンサルティングチームにて、株式会社シフトビジョンの大滝会長、田口社長による研修を受けました!
そこで使われたテリトリーマッピングという手法は個人のキャリア開発とチームビルディング・組織開発の双方を叶える大変興味深い手法でした!記憶に残すためにnoteります!(ダサ!)


テリトリーマッピングとは

テリトリーマッピングは対象を「多忙な毎日に自分を見失ってしまった方」と設定しています。
本来であれば千葉南房総の自然溢れる南総学舎の施設を利用するそうですが、今回は社内会議に講師をお招きしたため、浜松町の会議室で実施しました。

南房総の自然溢れる南総学舎の施設を活用し、アウトドアアクティビティなどを通して、参加者ひとりひとりが、自分が本当に「手に入れたいもの」「守りたいもの」「育てて残したいもの」は何なのか?を問いかけ、自らのライフビジョンを描き、勇気と自信を持ってセルフリーダーシップを発揮すること、(=自分の人生を自ら率いて成長すること)を目指しています。

南総学舎ホームページより

具体的なワークは次の進め方で実施します。
【テリトリーマッピングの進め方】

  1. 内省を促す問いに回答する

  2. ペアで問いの深掘りを行う

  3. 自分の人生を絵で表現する

  4. チームで個人の絵を共有する

  5. チームのありたい姿を絵で表現する

順に解説します!

当日利用した資料
我々人類にとって郷愁感溢れる
可愛らしいデザインです😇

1.内省を促す問いに回答する

まずは個人ワークを通じて、多忙な日常の中で見失ってしまった自分を取り戻す旅に出ます。

  • あなたがこれからずっと一緒に火を囲んでいたい人は誰ですか?

  • あなたがこれから先、守っていきたいものはなんですか?

上記のような内省を促す問いに10問答えました!

2.ペアで問いの深掘りを行う

1の問いを深掘りする形で、ペアでコーチングを行います。コーチングでは相手の話を傾聴することや、ペアの回答をじっくりと待つ沈黙の姿勢を意識します。

3.自分の人生を絵で表現する

これが本研修の醍醐味です。過去、現在、未来を含む自分の人生を絵で表現=テリトリーマッピングするのです!
普段使わない右脳がガキンガキンと音を立てて稼働しました。公園など自然に囲まれた中でスケッチすることで内省が捗ると伺い、芝公園に行きました!平日昼、サラリーマンが仕事に追われる中で、どでかいスケッチブックを広げて拙い絵を描く時間は、自分が文化人なのだと錯覚するほど贅沢な時間でした( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

これが私の表す私の人生なんです

4.チームで個人の絵を共有する

絵が描き終わると、チームメンバーで1人5分間ずつのシェアをします。
価値観や人生を語る。それも絵で語ることで、皆の関心は発表者に釘付けでした!

ビッグラブを語る後輩くん

5.チームのありたい姿を絵で表現する

最後にはチームで1つの絵を描きました!
1人ひとり、多様な志や想いを持った個人によって構成される私たちの組織。そんな私たちは、組織人事コンサルティングという職業を通じて、何を目指していくのか。社会にどんな価値を提供するのか。目指すにあたってどんな障壁があるのか。
そうした問いに回答する形で、私たちのチームを絵に描いていきました。

なんとも特徴的で、”それ”っぽいイラストに!

描いてみると、共通する価値観が浮き彫りになりました。

  • 組織人事のコンサルティングを通じて、クライアントや社会に好影響を与えたい

  • 良きモチベーターでいたい

  • 家庭や友人、職場仲間、顧客など、関わる人たちに愛を届けていきたい

こうした価値観こそ、顧客が私たちに依頼する理由となり得ます。会社紹介スライドの前に、「なぜ私たちがこの仕事をするのか」と価値観を語るのも良いねと盛り上がりました👏

研修を通じての気づき

テリトリーマッピングという手法を初めてトライしましたが、ひとりひとりを存在承認し、内面でグッと繋がる素敵な機会になりました。
個人・チーム(組織)の双方で、人生を通じて成し遂げたいことや、大切にしたいことが明確になる点で、一石二鳥な研修でした!
米国ではMicrosoftの経営陣やビルゲイツ、ウォーレンバフェットなども実施したことがあるそうです👀
日本ではシフトビジョン社だけがパートナーシップ契約を結ばれているそうで、延べ体験者は数千人とのこと。
とても良いワークなので、もっと社会に広まって欲しいなぁと思いました❗️

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