見出し画像

新たなるチャレンジ 「ゴールド人財への道」 ~ZEROからの挑戦~ 第7回 5つの質問の中に隠されたゴールド人財になるためのエッセンス③  チャレンジ、続けてますか?

由美子:ゴールド人財への道の5つの質問の3つ目は、新しい体験にチャレンジしたかどうか?それもこの1年で。

和男:そう。この1年っていうところが伝えたいところだよね。コロナで生活が大きく変わった。自分の意思とは関係なく、在宅勤務や自宅待機になって、緊急事態宣言中は出来ないことだらけだったよね。

由美子:特に楽しいことを規制されたりするとストレスが溜まる。旅行に行けなかったり、飲みにケーションもできなくなりました。できないことだらけのような1年に感じた人も多かったんじゃないかなって。

和男:行けなかった旅行や飲み会は確かにストレス感じたよね。そんな中で新しいことにチャレンジした人はどれ位居たんだろう…。特に50代後半になってくると新しい変化を求めなくなるしね。

由美子:昭和世代は安定志向。年齢とともにチャレンジ精神も衰えていきますよね。でも言われたことだけずっとやっていたらどうです? それは楽だけどつまらないと思いません? だんだん人生が色あせていくと思いません?
コロナになる少し前からちょっと振り返ってみたんですよ。
再雇用と同時に講師の道にシフトした2年半前の植田道場(講師養成の道場)は、リアルに通って技を磨いていました。道場主の目の前で技を披露し、指摘してもらうんです。
それはそれは、とっても緊張するんです。プロジェクターにパワポを投影し、道場主とメンバーの目の前で話すのが当たり前だったんです。道場で技を披露する前には家で事前に練習をするわけですが、本番と同じ環境を作るために、廉価なプロジェクターを購入して、壁にパワポを映して練習したのを思い出します。
そして、その内容は、ボイスレコーダーに録音して聞き直すということを、ついこの前までやっていたんです。

和男:今じゃ考えられない、遠い昔のようだね・・。

由美子:昨年の2月まではギリギリ、リアルで登壇しましたけど、同じ年の4月から代表の植田さんが、「うちはオンラインでの研修しかやらない」って決めたから、さあ大変。ここから私の悪戦苦闘の日々が始まりました。
オンライン研修はzoomが一番使い勝手が良いということで、多くのオンライン研修はzoomになりましたよね。
まず、zoomの操作方法は本を買って勉強して、Queのメンバーにも教えてもらいながら覚えていきました。

和男:zoomで道場をやるようになってからは、道場の練習もzoomの録画機能を使って、それをすぐに再生して見ることができる。これは、リアルの時とは断然便利だと思ったんじゃないの?

由美子:そうなんです。録画を見直して修正、見直して修正ということをカズさんと一緒に何回もやりましたね。
そして、道場の本番でも技を録画して、道場主や皆さんの指摘箇所やコメントまで録画しているので、何回も見て修正ができるというのは、便利でとても役に立ちましたよね。
そして、zoom上で資料を画面共有するのかと思いきや、今度はOBS(Open Broadcaster Software)なるものが登場し、ピクチャーインピクチャーじゃないとプロじゃないって代表が言うので、またまた、勉強してという感じで必死でした。

和男:OBSは僕も一緒にQueのメンバーに教えてもらった。Zoomのブレイクアウトルームの設定も大変だった。新しい体験だらけだったよね。会社でのzoom会議では、OBSを使うこともブレイクアウトルームを使うこともないから、オンラインツールに関しては社内で一歩先を走っているんじゃないかなと自負しているんだ。

由美子:オンライン研修に代表が方向転換して1年半。世の中は確実にzoomを始め、オンラインの世界が当たり前になってきています。ダイバーシティ推進室主催の研修、セミナーはzoomだし、研修、セミナーのzoomのオペレーションに駆り出されたりして、zoomの操作ができる人と今では思われているので、依頼されることが多くなりましたよ。外部講師の方のアシスタントや研修のブレイクアウトのファシリテーションを依頼されたりすると、オンラインの世界に飛び込んでよかったと思いました。まだまだ、会社でやれることはたくさんあるって思いましたよ。

和男:講師として必要に迫られて学んだことが、会社でも役に立っているっていいことだよね。必要とされる場面が多くなっているってとてもよいことだと思う。

由美子:そうですよね。私たちはプロの講師として必要なことを必死でやるのは当たり前ですが、会社でもzoomは研修や会議ではごく日常のツールになっています。私たちの年代の管理職の方は、自分でzoomを準備するくらいのことはやって欲しいと思います。

和男:zoomなどのオンラインワールドは全ての世代に広まっているけど、55歳以上の人ってオンラインは苦手って言う人多いからね。オンライン会議には参加しているけど、自分がホストとして会議開催をしたことのある管理職ってどのくらいいるんだろう。部下任せが多いんだろうな。

由美子:私もオンラインワールドに足踏み入れるのがちょっと遅かったんですけど、今ではオンライン研修を受講したり、YouTubeで本の要約を聞いたり、と新しい体験をどんどんしています。YouTubeは音楽を聞いたり、動画を見たりするだけじゃないんです。そして、オンライン飲み会の女子会なんかもちょくちょく参加しています。

和男:令和時代になって新しい体験が目白押しだね。コロナになって、新しいことへのチャレンジは出来ないことのように感じているかもしれないけど、由美ちゃんがオンラインワールドを自分のものにしたように、我々の世代はオンラインワールドをもっともっと身近に感じて、チャレンジしてほしいよね。

私たちのプログラム
・『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』
・ゴールド人財トリオのスペシャルプログラム
★ハピネス(生涯現役を目指す50代60代のためのサロン)★
はこちらから受講できます。


●昌宅由美子・高久和男『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』
キャリアの転換期を迎える50代後半から60代の方、既に定年退職を迎えて継続再雇用で働いている方を対象に、これからの生き方、働き方について考えるきっかけを作ります。
<日時 2021年12月10日(金)10:00~12:00>

●ゴールド人財トリオのスペシャルプログラム
★ハピネス(生涯現役を目指す50代60代のためのサロン)★

生涯現役でゴールド人財を目指したい、同じ気持ちの仲間と出会いたい。そんな同志が集まってお互いの悩みや夢を語りあい、そして明日からのエネルギーを充電してみませんか?
<日時 2021年12月18日(土)16:00~18:00>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?