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賃貸でも内窓をDIYして部屋を温かく

我が家はごく普通の賃貸物件のため窓は当然アルミサッシの一重窓。熱伝導がよいため夏暑く冬寒くなってしまいます。Nobuki Inoue さんの note にて意外と簡単に内窓を作れることが分かったので、はめ殺しタイプの内窓を自作してみました。


材料(角材・ポリカ中空ボード・隙間テープ)を購入

近所のホームセンターで一番安い桧の角材 1820mm ✕ 15mm ✕ 15mm を7本購入しました。木材の歪みがあるので、なるべく真っ直ぐなものを選びます。また精度よくカットするのが工程で一番大変なので、ホームセンターのカットサービスを大人しく利用します。

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部屋の窓枠サイズに合わせ強度を保ちつつ 1820mm の角材を無駄なく使用するために、フレームはこのような格子状に組みます。

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断熱の肝であるポリカ中空ボードは、ホームセンターに丁度よいサイズがなかったため、モノタロウにて<透明・長さ900mm・厚さ4mm>のものを4枚購入しました。

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https://www.monotaro.com/p/4888/9495/

また、角材のフレームと窓枠の間に絶対スキマができるだろうと思っていたので、フレームの周りを囲む隙間テープ(気密パッキンテープ )も合わせてモノタロウで購入。角材の幅に合わせて 15mm のテープにしました。厚みは 5mm ですが、窓枠にはめる時に潰れて 3mm になると想定してフレームのサイズを設計しました。

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https://www.monotaro.com/p/5989/8773/

角材・ポリカ中空ボード・隙間テープの合計金額は、8000円ほどです。


タッカーで組み立てる

組み立ては手軽にタッカーを使用します。木工用ボンドで仮止めした後、裏と表に2本ずつ針を打ち込みます。

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タッカーはダイソーで購入したものです。値段の割に充分な働きをしてくれます。(打ち込む時の音に最初はビビります)

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アイアンペイントで塗装

DIY界隈ではおなじみ(らしい)ターナーのアイアンペイントでフレームを塗っていきます。

スポンジでポンポンと叩くように塗っていくと、アイアンのような質感で仕上がります。綺麗に塗るというよりムラができるように塗料を乗せていくのがポイント。

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塗るのにはスポンジブラシを使いました。アイアンペイントを塗るときにポンポンしやすく、アイアンペイントではない塗料を塗るときも毛のブラシに比べて筆ムラが出にくく使いやすいです。


ポリカ中空ボードを貼り付ける

ポリカをフレームに合わせ、はみ出る部分を切断します。カッターで何度かなぞって切ります。真っ直ぐに切るのは難しいので、多少歪んでも構わない想定で進めます。

そして切断したポリカをフレームの裏側にタッカーで貼り付けます。ちなみにフレームの裏側はどうせ見えないので塗装していません。

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隙間テープでスキマをなくす

フレームの外側に隙間テープ(気密パッキンテープ )を貼っていきます。フレームとテープの幅を 15mm と同じにしたので、ピッタリ合って気持ち良いです。またアイアンペイントとテープのざらっとした質感も近いのが良いです。

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テープのスポンジ部分が合成ゴムで窓枠へのフィット感は良い反面、滑りにくく内窓をはめるときに苦戦します。が、ある程度使っているうちにゴム部分がこなれてきてはめやすくなってきました。

また、2枚の内窓を段差なく並べる予定でしたが、設計ミスで重なる部分ができてしまいました…。この状態でも運良く隙間が発生しなかったので、まあ良しでしょう。

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仕上げのブラインド

今まではカーテンを使っていましたが、内窓との相性を考えてブラインドに変更しました。

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ブラインドを付けた部屋の雰囲気がどうなるか分からなかったので、とりあえずニトリの安いものを選んで様子を見ることにしました。

リンクス3というシリーズで横1760mm ✕ 縦1380mmの大きさで2000円ほどという破格の安さです。そしてカーテンレールに取り付けられて賃貸物件にも優しいです。

様子見と言いましたが、シンプルで悪目立ちせず非常に満足度が高いブラインドです。


まとめ

11月中旬現在、体感ですが足元の寒さは軽減され窓側に近づいても冷気はほぼ感じません。今後寒さが厳しくなって、暖房を使うことになるとより断熱効果が期待できそうです。

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