セビージャ編#2 セビージャ練習場
セビージャのスタッフから、練習は10時30分から始まるよと聞いてはいたものの、アトレティコの練習場でやった入り待ちが楽しかった事もあり、9時頃には練習場に到着。
なんとなくSNSでは見てたけど、どうやら練習場の施設が新しくなってるっぽい。
警備員に聞いてみると、選手が来る入り口はあっちだよと教えてくれたので向かってみる。
やっぱり色々と綺麗になってる。
昔はプレハブみたいなクラブハウスだった。笑
しばらくすると選手が続々とやって来る。
ヘススナバスとオリベルは車を止めてサインを書いてた。(この2人はかなり優しいイメージ)
しかし、いくら待ってもラモスが来ない。笑
たぶんここで入り待ちしてる他の数人もラモス目当てだろう。
10時過ぎても全然来ない。笑
(練習10時30分スタートだよね?)
ラモスが来たのは10時28分。
(社長出勤?笑)
絶対間に合わなくね?って思ってると、選手がジムに向かってる姿が見えた。
選手たちはジムで軽く汗を流してからピッチに出てきて、練習が始まったのは11時過ぎだった。
練習が始まってすぐに警備員に呼ばれ、練習場の中に通されて仲の良いスタッフに会う事が出来た。
とんでもない距離でアップを見れてる。。
仲の良いスタッフに、「メディアより近い距離に君たちを特別に案内してるよ。笑
あんまり堂々と写真撮ってたらメディアに文句言われるから気をつけてね。笑」と言われた。
セビージャ神対応すぎる。。
確かにメディアは選手がアップしてる場所と反対側に陣取っていて、明らかに自分達の方が距離が近い。
エンネシリデカい。ラモスイカつい。って思いながら見てるとボールを使ったトレーニングが始まる。
基礎トレーニング一つでもめちゃくちゃ上手い。
意味分からん距離でセビージャの選手が練習してました。
最近、リーガのチームは非公開のトレーニングがほとんどなのでこんなにガッツリ見せてくれるのは珍しい。(最後まで隠す事なく全て見せてくれた。)
ゲーム形式のトレーニングは見応え十分でお金取れるレベルだった。
練習でもラモスの存在感は際立っていて、誰よりも上手かった。
練習中にセビージャのスタッフと話していると、その方は日本が大好きらしく、好きな漫画やドラマの写真をたくさん見せてくれた。
たまたま持っていたドラゴンボールのステッカーをあげると、めちゃくちゃ喜んでくれた。
そうすると、「スソとオカンポスもドラゴンボール好きだからプレゼントしてあげて」とアドバイスされた。
トレーニングが終わって選手が引き上げて来る時にそのスタッフがスソを呼んでくれて、スソと話す事が出来た。
スソにドラゴンボールのステッカーをプレゼントして、冗談半分で「スソが着てるトレーニングウェアと交換してくれない?」とダメ元で聞いてみると、「あ、これ欲しいの?ちょっと待ってね。」と言って、その場で脱いでプレゼントしてくれた。
練習中にセビージャのSNS担当スタッフにTikTok撮影の協力を頼まれ、協力することに。
誰に会いたいの?と聞かれたので準備していたラモスのユニフォームを取り出すと、分かったよ!と言われていたので何となく会えそうな気がしていた。
スソの興奮が冷めやらぬままこっちに来て!とクラブハウスの裏に呼び出される。
緊張が止まらない。。
すると、落ち着く暇も無くラモスが向こうからやって来る。
オーラが半端なかった。。
カメラがあるのを分かっていて、ジムの窓を鏡代わりにして髪型をセットしてから登場する辺り、さすがスーパースター。
ラモスがHola!!と手を出してくれて握手。
さすがのオーラで緊張がMAXになってしまいながらも、心を冷静に保ったままサインを書いてもらった。
警備員に若干催促されながら、友達と自分+友達に頼まれていたシャツにもサインを貰った。
3枚目の友達のシャツを出した時に渋い顔をされつつ、スペイン語を分からないフリをしてしれっと出すとそれにもちゃんとサインを書いてくれた。
世界のスーパースターが放つオーラに圧倒されて興奮が収まらなかった一日でした。
ホテルに戻ってひと息ついていると、セビージャのスタッフから夜ご飯行かないか?との誘いが。
こんな機会は滅多に無いので行ってみることに。
スペインの文化と日本の文化を教え合ったり、色んな話を聞く事が出来た。
夕食の後はセビージャの街を散歩しながら案内してくれたり。
アウェイで遠征する際はチームにも帯同するらしく、また連絡してくれと言われその日は解散。
ホテルに戻ると夜中の2時過ぎ。笑
華金のスペイン人の遊び方を教えてもらった。笑
〜余談〜
セビージャの練習場を出ると出待ちのファンが十数人ほど居た。
その中に、過去セビージャの練習場に行った時に毎回必ず会っているおじいちゃんと再会する事ができた。
セビージャの練習場に毎日来る事が生きがいらしい。
しかも歴代のレジェンド達と撮った写真を入れた大きなファイルの1ページ目に自分と撮った写真を入れてくれていて本当に嬉しかった。
5年ぶりの再会でも、覚えていてくれた事に感謝したい。
いつまでも元気でセビージャを応援していて欲しい。
ラ・リーガの特有の地域に根付いた文化を強く感じる事が出来て感動した。
ありがとうセビージャ!!
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