バスク編#6 レアル・ソシエダVSアトレティコマドリード
いよいよラ・リーガ最終節。
そしてこの旅最後の試合。(数える事14試合目。笑)
リーガの順位自体は最終節を残して、優勝、CL、EL、降格の全てが決まってしまった為、実質消化試合になってしまった。
ただ最後はアトレティコで締めたいという想いがどこかにあったので非常に楽しみな一戦。
サンマメスで女子のCL決勝が行われる影響で、この日のビルバオの宿はどこも値段が高騰していた。
試合だけ観てビルバオに帰るという、この旅恒例のパターンを繰り出せなくなってしまったので、仕方なくサンセバスチャンの宿を予約した。
(こちらも中々高かったけどビルバオに比べたらまだマシだった。)
わざわざ一泊のためにサンセバスチャンまでスーツケースを持っていくのも面倒…
ただこればっかりは仕方ないので、気を取り直してアトレティコの宿泊しているホテルに行って、バスの見送りをする事に。
アトレティコにしてはそんなに人が集まらなかった気がする。
しばらく待っていると選手が出てきた。
やっぱり古巣という事もあってグリーズマンは断トツの人気。
ただ、自分が待っていた方と反対側から選手がバスに乗り込んでいったので、完全にポジショニングをミスってしまった。
少しショックを受けていると、チョロがこちらに向かって歩いてきた。
全身黒に身を包んだいつもの戦闘スタイルのチョロを近くで見る事が出来て幸せだった。
アトレティコのバスを見送り、自分もスタジアムに向かう。
徒歩で向かっている途中、絶望的な坂を登るというハプニングもありながら、なんとかレアレ・アレーナに到着。
この日もたくさんの日本人とすれ違った。(GWとかあんまり関係ないのかな?)
ショップでは前日ソシエダの練習場で一緒に出待ちしてた中国人の子達と偶然再会。笑
この旅最後の試合なのでスタジアムに早めに入って先に余韻に浸る事に。
今シーズンのアトレティコはアウェイでの成績が良くなかっただけに最後はきっちり勝っておきたい。
スタメンを確認すると、お互いフルメンバー。ようやく久保もスタメンらしい。
そしてフェルメーレンがスタメンに名を連ねている事が、個人的にこの試合最大の注目ポイントだった。(フェルメーレンに関しては今季ほとんど出番は無かったけど、来季に向けてのテストでもある。)
試合は幸先良くアトレティコが先制。
デポールのパスを受けて右サイドをぶっちぎったマルコスジョレンテの折り返しにサムリーノが合わせた。
まさにマルコスジョレンテらしいプレーで相手を崩した。
その後は久保を起点に再三チャンスを作られるもなんとか耐える状況が続いた。
このメンバーの中でも久保の存在感は際立っていたように思う。
直近はベッカーが好調だったのもあるけど、ベンチに座らせておくにはもったいないと感じさせるプレーの連続。
後半、久保に決定的なシュートチャンスが訪れるも、オブラクのパラドンで何とか防いでくれた。
オブラクじゃなければ入っていてもおかしくなかった。(久保を観に来ていた日本人には申し訳ない)
サウールが途中出場でイエロー2枚貰って退場したり、今まで何百回と見てきたモラタの一対一のドフリー外しなど、アトレティコ好きにはある意味堪らないシーンもたくさん見れた。(もちろん褒めてない。笑)
こんなに色々あったのに何故かレイニウドの追加点で2-0で勝利という最高の結果でシーズン終了。
色々あったシーズンだったけど、最後勝利で締めくくれて本当に良かった。
来シーズンこそタイトルを取る姿が見たい。
試合後、バスターミナルに預けていたスーツケースをピックアップして、宿にチェックインしようとするとエントランスのドアが開かない。
向かいの理容室のお兄ちゃんに電話してもらうとあと5分したらオーナーが来るみたいだよと教えてくれた。
本当に優しい人が多いスペイン。。
結局15分ぐらい待ったけど無事に開けてくれた。(5分では絶対来ないのは分かってた笑)
オーナーにはいくら待っても来なかったじゃないと言われた。
事前にスーツケースを置けるか聞いた時に、時間的に無理そうだったのでバスターミナルのコインロッカーを使うという旨のメールがちゃんと送られていなくて意思疎通が出来ていなかったらしい。
申し訳なかった…と謝ると、君まだ若そうだから気にしなくていいよ!と許してくれた。(理由はよくわからんけどまあいいか。笑)
なんとか宿無しを回避出来たけど、バル街のど真ん中の宿だったので夜中まで騒音が半端なかった。笑
ビルバオで女子のCL決勝を開催するタイミングがあまりにも悪過ぎた…笑
サンセバスチャンの観光もしっかり詰め込む事が出来た。
まだ登った事がないモンテ・イゲルドに登る事が出来た。
天気があまり良くないサンセバスチャンで天候に恵まれたお陰で、頂上からの景色は絶景だった。
ラコンチャ湾を端から端まで歩いてきた甲斐があった。。
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