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【生命力】と共に(2)

ひとつ前の記事に続きます。


入院中は、毎食、栄養部から上がってくる

・お粥(300g)・・・海塩をかけて
・バナナ(半分)
・温泉たまご(タレ無し)・・・海塩をかけて

そこに、毎食

・豆乳(無調整)
・オレンジジュース(香料も入っていない 100%ジュース)

を、カップ1杯~2杯ずつ 飲むのが、わたしの【基本的な食事】となりました。

(一番多いときで、豆乳2杯 + オレンジジュース1杯。これだけで500ml~750ml)


で、ここからです。


・運動量(離床&リハビリ)が日々増えていっているので、その分の消費エネルギーを補う
・コンスタントに体重を増やしていかなければならない
・その他、基礎代謝分のエネルギーが必要


という状況下で、


【摂取カロリー&量】 に関する 【わたしの体感覚(勘のような、計算のような)】が、さく裂するのです。

感覚的に【間食】を足すことで、
それらが、見事に、【検査数値 と 体重】に反映されていきました。


(転院前からずっと、24時間点滴されていたのが、
経口摂取が始まって、結果が出始めると、だんだん減っていき・・・
4月末には、完全に離脱)


まずは、毎食にバナナをもう半分足すところから始まって。

濃厚にエネルギー補給できる 干しバナナ(干しイモみたいなバナナ版)も毎食~間食に足しはじめました。

バナナの摂取が多すぎると【カリウム過多】となるので、
その分、お粥に足す 海塩(ナトリウム摂取)を多めに増やして、ナトリウム と カリウム のバランスを取り。

週に2~3回の血液検査でも、ナトリウムとカリウムの数値は、とてもバランスよく運びました。


つまり・・・摂る量(摂取エネルギー)を増やすために、
他のバランスが崩れないように留意したのです。

血液検査の数値が悪化しては、元も子もありませんから☆


そうして、体重を増やすことを意識しつつ、肌症状が出現しないように、
入院前の【フルータリアン(果実食主義)】の頃を踏襲して、

・栗
・ピーナッツ(無塩とバタピーと)
・アーモンド(無塩)
・くるみ(無塩)
・ドライイチジク


・・・などを間食として摂取していきました。


・栗やナッツ類に、タンパク質を期待し、
・栗やドライイチジクに、食物繊維を期待し、(干しバナナも)
・ドライイチジクや干しバナナに、高カロリーを期待し、

更に「リハビリが本格的に始まる」と言う頃、
脂肪分が欲しくて【オリーブオイル】の摂取も 始めました。

(主治医からは、何を足しても、何を食べてもOKともらっていて、
オリーブオイルも自分から言い出して、報告してから摂取し始めました)

最初は、毎食スプーン1杯でしたが、
リハビリでの運動量が増えた5月半ばには、毎食スプーン3杯ずつ。

(入院中だけで、ボトル3本開けました。笑)


更に、運動量が増えていくと、
【さらに 少量で、高カロリー&タンパク質 を効果的に摂取する】
ことが必要になり、

【ピーナッツバター】をスプーンですくって食べるようになります。

(これも、入院中に2瓶 開けました)


更に、売店に売ってる ゆでたまご米系の油菓子(おかきや、揚げ餅)、豆系の油菓子(バタピーや、大豆の揚げ菓子)、等など・・・

自分が食べれる食材の中で、

【少量で、高カロリー&タンパク質 を効果的に摂取する】

を、徹底してやっていきました。


それも

・皮膚症状を出さない
・血液検査の数値を悪化させない(血中脂肪や、血糖が、異常値とならない)

も、徹底して。


そうして、ただ、ひたすらに【感覚的】に(からだの声に忠実に)、

・アルブミンも、着々と増やし、
・体重も、主治医が目標としていた【0.5㎏~1㎏増/週】を 確実にこなし、

医療者が驚き続ける 回復力を見せたのです。


※ 注)ここに書いてる体験は、当時のわたしの肉体が 欲するままにしたことで、どなたにでも合うものではありませんし、お勧めするものでもありません。


「自分の感覚を信頼する」

は、こんな感じで発揮されていきました。




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