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つらくなったら逃げるのもあり。

5/25に緊急事態解除宣言が出されましたね。
まだまだ完全収束ではありませんし、インフルエンザのようにwithコロナの時代になってくると私は予想しています。

さて、今回は『つらくなったら逃げるのもあり』ということについて書いていこうと思います。

昔の私は『逃げは甘え』という考え方

 先に公開したnoteをお読みいただいた方は、なんとなくわかるかと思いますが、私は、社会人6年目くらいまで「職場の上司がどうにも動かないなら自分で変えてやる!」という反骨心のもと、仕事をし、新人教育マニュアルや業務マニュアル、学生指導ガイドのようなものを作成してきました。
 「逃げるくらいなら挑戦しろ」「悔しかったらできるように努力しろ」「うまくいかないなら徹底的に考えろ」「自分で徹底的にできるようになれ」これが私を突き動かしていたものでした。自分のためではなく、他人のために、他人の行動・考えを変えるために行動していました。

『逃げは甘え』から『つらくなったら逃げる』への変化

 反骨心で動いていた私。始めは、その反骨心でいろんなことがどうにでもなりました。20時まで残業しても「あの人よりも仕事こなした!」とか…

 しかし、自分自身が主任になり、管理する立場になってからいろいろ物事の考え方が変わってきたように思います。
 十人十色という言葉があるように、人の考え方はそれぞれです。仕事への取り組み方もそう。仕事のための勉強が好きな人もいれば嫌いな人もいる。本だけで勉強すればいいんだと思う人もいれば、実技が全てだと思う人もいる。自分自身が良くても周りはそうは思わないということもあります。262の法則がいうように、2割は自分に賛同し協力して動いてくれ、6割は理解を示してくれますが、必ず自分には賛同しない2割の人がいるのです。「自分だったらその否定的な2割をどうにかできる、考えを良い2割に変えてみせる」そういう考えで必死になって動いていましたが、結局そうかわるもんではありません。
 ですが、それに気づいたときには、自分で仕事を抱え込み、同しようもない状態で、心身ともに限界…という状況でした。『逃げは甘え』この考えで自分を追いつめていました。
 このままでは死んでしまうと思ったくらいですから(笑)
この話は詳しくは、こちらを読んでもらうとわかります。

『つらくなったら逃げる』は悪ではない

 そこで私は退職を決めたわけですが、退職を決めるまでものすごく葛藤しました。

「自分が今の職場を抜けたら、仕事が回らなくなるんじゃないか。」
「自分が今辞めたら関わっていた患者に迷惑がかかる。」
「自分が構築してきた書類関連がしっかり更新されていくのだろうか」

他人を変えるために、自分を犠牲にしてきた人が陥る最終形です。
そういう人はもっと

『自分を見て』
『自分がどうありたいか』
『自分は何をしたら幸せなのか』

を改めて考えてもらうといいかもしれません。

自分が抜けても効率や速度はなんであれ、仕事は回ります。
患者に迷惑が掛かるかもしれませんが、それも一時的です。
自分が作り上げた書類は、いずれブラッシュアップされて原型はなくなります。

結局、自分自身が今の環境から離れたいのか、離れたくないのかで決めればいいのです。
そう『つらくなったら逃げる』のもありなんです。
自分を大事にするのか、しないのかの選択だけなんです。

楽しく仕事できていますか?
仕事が辛くてもプライベートは充実できていますか?

逃げた私はどちらも『できていません』でした。
患者の施術をしているときが自分の唯一の生きがいで、その他の業務は苦行でしたし、プライベートは同期が皆結婚する中で彼女もおらず、休日の前日の夜飲みに行き、休日は疲労困憊で寝て過ごす日々でした。

個人的にメンターとなるような人がいるなら、その人がいるなら耐えられそうかなと思うならその職場に留まっていても状況が改善していく余地があるかなと思いますが、メンターもおらず、自分がもう限界と感じているなら真っ先に『逃げて』いいと思います。

強いて言うなら、辞め方は大事ですけどね!(笑)
嫌だと言ってやめるのではなく、やりたいことが別にできたとか、ここではできない分野を学びたくなったとかでもいいと思います。
後々の関係性にも関わってきますし、退職理由が嫌だからだけでは次の職場でも同じようなことが起こる可能性がありますからね…

ただ、うつ病とか不安障害とか強迫性障害とかそういう状態になってしまったら辞め方とかそういう問題は関係ないと思います。

正直、妻をみているとそう思わざるを得ません。
いかに悪化しない環境で暮らせるか、過去に置かれた過度なストレスを再度与えて克服する方法も治療法の一つとしてあるようですが、まず無理でしょう。
ましてや、過去に蓄積されていたこともあると尚の事。

まとめ

さて、逃げていいんだよということについて述べてきました。
私が最終的に言いたいのは

人生一度きり。楽しく生きようぜ!

この一言につきます。


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