「お母さんのそばにいてあげなさい」

その人はそう言いました。縁もゆかりもない、何の身の上話もしていない、そんなまだ何にもなっていない関係性なのに、何故かこう言われたこの言葉が気になりました。

その方は、ほんの数回お会いしていた中で、ほんの些細なことにいつも感謝して、とても慎み深い方でした。ですので、私はその方はがこういう風に言われたのに驚きました。

親というのは、いくら子供が立派に育ち、仕事を持って家庭を持ったとしても、最後の最後には自分のそばにいて欲しいものなのでしょうか。

それとも、その方は親の近くにいれなかった事を後悔しているから、私に助言してくださっているのでしょうか。

私は自分のやりたいことが見つかれば、どこへでも行きたいと思います。好きな人が見つかれば、その人のところへ行きたいと思います。

でも最後の最後に、親と一緒にいる事というのが、私にとって一番大事なことなのでしょうか。だからその方の言葉が気になるのでしょうか。

本当にわからない事だらけです。もう流れをボーっと見つめる事しかできないと思います。とりあえず今日も早く眠りにつければいいと思います。







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