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クリエイターインタビュー第8回 -印刷会社勤務の会社員が思い切ってキャラクリエイターとして転職した話-

編集部:こんにちは、クオン(※)note編集部です。
第8回 クリエイターインタビューは 前回に引き続き、イラストレーターでLINEスタンプ発の人気キャラクター「うさぎゅーん!」の作者 Sさんに、クオンにジョインするまでのことや、クオンでキャラクターを作り続ける理由についてお話を伺います。

(※)株式会社クオンは2022年1月に経営統合し、株式会社Mintoとなりました。Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。世界4カ国に拠点を持ち、コンテンツ×広告、越境IPプロデュース、Webtoon、Web3・メタバースの事業を展開しています。

S:よろしくお願いします!

[Sさんの経歴]
イラストレーター。印刷会社勤務を経て2017年にクオン制作部に入社。
同年スタンプキャラクター「うさぎゅーん!」を誕生させた。
[好きなもの]
温泉、ゲーム

▼Sさん

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[うさぎゅーん!について]
ぎゅーんっと激しい動きと、ちょっとシュールな可愛さが魅力!
LINE、カカオトーク、Facebook、Wechat、zaloなど、世界中のSNSでスタンプが使用されています!ダウンロード総数は6.2億超え!

▼うさぎゅーん!

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趣味だったイラストを仕事にしたきっかけ。
〜創作意欲をかきたてたのは会社に届く〇〇〜

編集部:まず、Sさんがクオンに入社する前…前職は何をされていたのですか?

S:印刷業です。同人誌などを扱う印刷会社で働いていました。
主な仕事は、頂いた作品データのチェックや製本作業でした。

編集部:へえー!前職からキャラクターや漫画に囲まれていたわけですね。

S:やっぱりそういうものが好きなので、仕事でも関わっていたいなあと思って。

編集部:素敵です。その頃、Sさん自身で創作活動はされていましたか?
例えば 今みたいにキャラクターを作ったりだとか…。

S:ちょこちょこやっていまして、その頃から動物のキャラクターを描いてました。でも、それで収入を得たり SNSで大々的に発表する、みたいなことはしていませんでした。

編集部:ほうほう。あくまで趣味の範囲で創作活動をされていたと。

S:そういう感じです。

編集部:なるほど。そんなSさんが「クリエイターとして仕事をしよう!」と転向したきっかけって何だったのでしょう。

S:印刷会社で働いているといろんな作品を見る機会があって、そういうのを見ているうちに、だんだん「私も何か作りたいな!」というクリエイティブな気持ちになってきて…。やっぱり私は「そっち側の人間」(=作り手側)なんだな、と思って転職を決めました。

編集部:おおお〜、会社に届く作品に刺激を受けたわけですね!

S:はい。作品には作者さんの愛が詰まっているんですよね。「作っていて楽しいんだろうな〜!」っていうのが伝わってきて、私もうずうずしてしまって。

編集部:うわ!いいですね。何だか私までワクワクしてきました(笑)では、どういった経緯でクオンを見つけたのですか?

S:先ほどもお話しした通り、もともとキャラクターが好きだったので、『キャラクター』『イラスト』をキーワードに、ネットで転職先を調べていたら クオンを見つけたっていう感じです。すごく普通ですみません…。

編集部:いやいやそんな!それにしてもすごいですね。趣味から仕事にしてしまう行動力!

S:クオンに運良く拾ってもらえたというか、本当にラッキーでした。

印刷会社からベンチャーのキャラクター会社へ。
〜働いてみて感じた、「スピード」と「優しさ」〜

編集部:クオンで働いてみて印象的だったことって何かありますか?

S:最近の話なんですけど、リモートワークへの移行が早くて「すごいな〜!」って思いました。入社して結構経った今でも、クオンのフットワークの軽さと対応力には驚きます。

編集部:確かに。「とりあえずやってみよう!」がすぐできるのって ベンチャー企業ならではですよね。実際にリモートワークになってみて、いかがですか?

S:外出に伴う余計な心配をしなくて済むし、自宅っていうリラックスした環境で制作することができるので、非常にありがたいです。この1,2年で自宅の制作環境もだいぶ整ったので、快適に仕事ができています。

編集部:それは素晴らしい。

S:今、世間的にも ちょうど出社が増えてきていますが、クオンは週1出社でほぼリモートワークですし、さっきの『自宅での制作環境が整っている』ということも理解してくれていて、クリエイターは在宅でもOKになっています。

編集部:なるほど。そういった『作り手に寄り添う姿勢』にも魅力を感じた。

S:はい。これだけに限らず、クオンのそういうクリエイターに優しいところにだいぶ救われています。

1人では出来なかったことが 出来るようになった。
〜チームみんなでより良いものをつくりあげるために〜

編集部:クオンには社内スタジオがあり、社内に多くのクリエイターを抱えているわけですが、『他のクリエイターと仕事をする』というのはSさん的にはどうでしたか?

S:ずっと1人で黙々と作業していたので、人と情報を共有・交換し合ってより良いものができるっていうのがすごく楽しいです。

編集部:おお〜いいですね。

S:今はリモートワークでなかなか交流ができないのですが、出社していた時は、同じ制作チームの先輩や同僚に「ここをこうしたらよりよく見える」みたいな アドバイスをすぐにもらえていたのでとても助かっていました。実際に、うさぎゅーんもそうしてみんなで作ったキャラクターなんです。

編集部:確かに、『1人ではなくてチームで制作・運用できる』というのは、クリエイターにとって嬉しい環境ですよね。

S:はい。私1人では思い浮かばなかったアイデアを頂けたり、グッズの販売・管理、イベント企画、SNS運用など、個人では中々やりきれないキャラ展開をサポートして頂けたり、刺激的でとてもありがたい環境下にいるなあと感じています。

▼うさぎゅーん!オフィシャルサイトの様子

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▼うさぎゅーん!×ロッテ「爽」のWeb CM

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クオンで作り続ける理由。
〜創作の炎を消さない社風とは〜

編集部:では最後に、クオンという場所で作り続ける理由を教えてください!

S:まず『会社のフットワークが軽いから』というのもあるのですが、『立場や役職に関わらず、アイデアや企画などの意見を発表できる場がある』ので、そこがいいなと思っています。

編集部:うんうん。『萎縮せずに自分の意見を気軽に発信できる』ってとてもいいですね!

S:もちろん出した企画や意見が全て通るわけではないのですが、クオンは「こういうことやってみたいです!」「こういうことが気になってます!」というのを、提案・相談しやすいと思います。

編集部:そういう企画って、クリエイターだからこそ湧き出るものもありますもんね。

S:そうなんです。「言われたことをただこなすだけなんて つまらない!」と思っている人には息のしやすいところだと思います。

編集部:確かに!創作欲がちゃんと消化できるというか。

S:もちろん、言われてやらなきゃいけないこともたくさんあるんですけれど…。
それプラス「自分が考えたことを世に出したい」という欲は、クリエイターなら必ずしもみんなあると思うので、それが叶う場が用意されているのはすごく良いなと思います。

編集部:本当ですね。風通しの良さはより良いクリエイティブを作っていくために必要不可欠な要素ですよね。…といったところでお時間がきてしまいました。

S:なんと!

編集部:これからも、Sさんとうさぎゅーんの活躍を楽しみにしております!本日はお忙しい中ありがとうございました!

S:こちらこそ、ありがとうございました!


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