日記:それならいっそ人並み以下でいい

　少なくとも一週間に一日は過眠する日があることに気がついた。ここ数ヶ月はそんな生活リズムをしている。
　なぜ過眠してしまうのかという理由は自分でも知らない。無理に起きていた反動とか、ヘトヘトになるまで運動をしたということは一切ない。ただただ、突然の眠気でいつもより長く眠ってしまう日があるというだけだ。
　こう書くとまるでナルコレプシーみたいだなと思うけれど、割と本当にこれであってほしい気持ちがある。自分の普通じゃない部分の全てを何かしらの病気のせいにできるのであればそうしたい。そうすれば誰も文句は言えまい。そしてこんな人間に「人並みであれ」だなんて言うことを諦めるだろう。
　ダメな人間でいいです。人並みであろうとした結果が現在なのに、再び人並みを求めるのは学習していない。それでも尚、希死念慮に苛まれながら人並みの生活を送るか、あまり病まないでいられるけど人並み以下の生活の今かを選ぶのであれば、やはり自分は後者でいい。