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手紙にまつわるエトセトラ

こんにちはこんばんは、黒子です。
昨日、とても嬉しいことがあったので書き残しておこうと思います。

先日、3/31は長男の保育園最終日でした。
長男が通った保育園、とても良いところで先生たちも優しく明るくて、長男も大好きな場所でした。

でも、長男は最初から保育園が好きだったわけではなくて、通い始めた当初は毎日泣いて毎日おもちゃを持っていく、って聞かなくて、割と大変な朝を過ごしてたんです。
年少さんから通い始めて、1年近くは「行きたくない」だったんじゃないかな。

それが年中さんになって少ししてから、毎朝笑顔で登園できるようになりました。
帰ってきて園での生活を聞くと、これまで出てこなかったお友達の名前を教えてくれたり、どんな遊びをしたのか教えてくれたり、楽しかったことも嫌だったことも話してくれて、「あ、やっと園を楽しめるようになったんだな」とホッとしたのと同時に長男の成長を感じました。

「好きな先生は?」という問いかけに「M先生!」と教えてくれるようになったのもこの頃。
M先生は長男の年中クラスのクラス担任で、そのあと年長クラスも持ち上がりで担任になってくれました。
20台後半くらいかな?割と若い先生です。
明るくていつも笑顔で、私も大好きな先生です。朝の笑顔に何を隠そう私も元気をもらっていました。

長男の登園最終日、長男と一緒にM先生にプレゼントを渡しました。持ち帰るのに負担にならないように、M先生の好きなキャラクターの靴下とハンカチを選びました。私からのお礼の手紙を添えて。

手紙には、長男がM先生のことが好きだと言っていたこと、私も励まされていたこと、M先生の笑顔にはパワーがあるということ、本当に感謝しているということなど、私の胸の内すべての気持ちを書き綴りました。夢中で書いたら便箋3枚くらいになってしまって、引かれるかもな〜と思いながらも封をしました。

登園最終日、プレゼントを受け取ったM先生はすぐに長男のことを抱きしめてくれて「ありがとう」と何度も言ってくれました。私もすごく嬉しかったし、寂しい気持ちになって少しセンチメンタルになりながら帰りました。とは言っても、次男も三男も同じ保育園に通っているので、私はM先生とこれからも会うことになります。

そして4/1。
長男がお世話になった保育園で入園進級式が行われ、次男と三男そして私の3人で参加しました。
そこで各クラスの今年度の担任発表があったのですが、なんと!次男のクラスをM先生が担当することに!
私は嬉しい気持ちよりも先に、M先生なら大丈夫だな、という安心感で肩の力がスッと抜けたような気がしました。

それから4/3。新しい年度に変わって初めての登園日です。
朝の時間はいつもバタバタで次男と三男を追い回すようにしながら登園させ、M先生には挨拶ができないまま仕事へと向かいました。

仕事を終え、次男と三男が待つ保育園へと足早に向かい、子供たちを迎えました。
次男はたくさん遊んで疲れたようで、おやつの時間のあと眠ってしまったようです。M先生が寝ている次男を抱っこしてくれて私の車まで運んでくれました。
次男の様子を詳しく教えてくれて、やっぱりM先生でよかったと安堵した時、

M先生がエプロンのポケットから手紙を出して、渡してくれたのです!

M先生からの嬉しいサプライズに私、目が点になってたと思います。
照れ笑いを浮かべた先生は「書きたくなって、本当は入園進級式のときに渡すつもりだったんですけど…」と。

準備してずっとポケットに入れてくれてたんだろうな、という少しだけシワのよった手紙がとても愛しく思いました。

3/31登園最終日の夕方に渡した私からの手紙、4/1の入園進級式には準備していてくれたM先生からの手紙。

私は、言葉は目に見えないけれど手紙なら形として残せる唯一の“見える言葉”だと思ってます。
手紙を書いている瞬間の気持ち、その気持ちは数分経てば変わってしまうけれど、手紙なら保存がききます。

M先生が「手紙を書こう」と思ってくれてこうして形に残してくれたこと、私にとってはそれが宝物です。

M先生とはこれからも保育園で関わり続けるでしょう。三男が卒園するまでずっとお世話になる自信があります。

ありがとうM先生!大好き!

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