見出し画像

甲陽学院中学校の入試問題を解いてみた(2024年・算数)

甲陽学院中学校の入試問題(2024年・算数)を解いて感じたことを記録しておきます。

甲陽学院中学校の入試は2日間にわたって行われ、算数、国語の試験は1日目、2日目の2回ずつあり、それぞれが55分間、100点満点になっています。

形式は灘中に似ていますが、算数の内容は灘中のように大きく形式が変わるものではなく、2日間とも大問6問の構成になっています。

全部解くということを考えた場合は、灘中より難しいです。
ただし、結果を見るとわかるのですが、1日目、2日目とも合格者平均は5割程度。すなわち、半分解けば合格点に届くということです。ということで、「自分の解けそうな問題を選ぶ力」と「選んだ問題を確実に得点につなげる力」の両方が必要になります。甲陽学院の問題では、「平面図形の問題が多く出題されること」と、「他の難関校に比べても複雑な処理が多い」ことに留意して練習していくことが重要だと思います。

僕は京都在住なので、甲陽志望の生徒を担当することはそんなに多くなく、ここ数年の問題をきっちり解いていなかったので、「灘と同じような感じで勉強しとけばいいんちゃうの?」という感覚でいたのですが、だいぶ変わってますね。やはりちゃんと毎年チェックしないとダメだな、と反省した次第であります。

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?