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洛星中学校の入試問題を解いてみた(2024年度前期・算数)
2024年度の洛星中学校入試問題(前期・算数)を解いて感じたことを記録しておきます。
洛星中学校の算数は60分で120点満点。近年では大問6問の構成となっており、2024年(前期)についても同様の構成でした。
難易度に関しては、前年(2023年・前期)よりは少し解きやすかったかな?という印象。前半ではあまり差がつかず、後半3問の出来で勝負が決まるようになっています。この後半の大問4,5,6はどれも洛星らしさが出た良い問題だな、と思いました。
おそらく6割程度の出来を想定して作られており、データとしても受験者平均が6割ちょっと、ということで、先生方にとってもほぼ想定通りの出来だったことがうかがえます。
洛星中学校の算数に関しては、昔から速さの問題が特徴的で、以前は超難問が出ていたこともあるのですが、近年では程よい難易度の問題になっており、その分、合否に影響する度合いも増しているように感じます(いわゆる「捨て問」が減っているということですね)。
それと、近年では数に関する問題の重要性が高まっていることも感じられます。これは近畿圏の難関校全般に当てはまるかもしれません。塾で教えられるようなパターンで解答できる問題よりも、その場での発想力を求められる問題が作りやすいからではないかと思います。
洛星中学校を志望される場合、しっかりと過去問の研究をしておくことをお勧めします。過去に出題された問題の考え方が通用することが多いので、解いておく価値は高いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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