おいでよ岐阜

岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
外に出て生活したことはない。

もう31年も岐阜に住んでいる。
よくもこんな長く住んでいられるなあと思う。

でも、31年岐阜で生きていても、いまだに知らないところばかりだし、新しいものはどんどん生まれている。
刺激は少ないけど、真新しさと古めかしさの間なところが多くて、不思議と落ち着いてしまう。
東京や大阪や名古屋も好きだけど、住むにはキツイなぁと思う。刺激が多すぎて。
その点岐阜は、ちょうどいい。
若い人が新しいことを大きく始めるのに、ちょうどいい場所が多い。
完璧を求めない中途半端な形でも、なんとなく許されている空気もいい。
暖簾一枚で壁を作って、奥が倉庫なの丸見えでもいいし、段ボールが丸見えでもいい。だって岐阜だもんなあ。

そうやって甘えているうちに、岐阜でのろのろ暮らす人になっている。
本当はね、もっと色々やりたいところなんだけどね。
結局岐阜は居心地がいいなーとかいって、外に出ることを諦めてしまう。
だって全然急か急かしてないんだもの。

あと喫茶店が多いから、喫茶店好きな私からしたら天国だと思う。
石を投げたら喫茶店。本当に。
チェーン店も個人店もたくさんある。

今日もこのnoteは喫茶店で書いている。
固めのプリン美味しい。
あとこの暑さの中のアイスコーヒーは格別だ。

早くみんな岐阜にこればいいと思う。
こんなに緑豊かで川が綺麗で、いろんなものがそこそこに揃っているところないと思う。
田舎暮らしは疲れるとか言うけど、岐阜の中でも住む場所を考えれば、意外とあっさりとした人間関係で暮らせると思う。
程よくコミニュケーションの取れる、いい距離感だと思う。

岐阜県では有名な人、とかになりたいな。無理か。