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出産&第二子について夫と決めたこと

第一子はお空にいます🫧


私のお願い


第一子妊娠のとき、私は夫に以下のお願いをした。

①妊娠、授乳で私がお酒を飲めないときは夫も禁酒する
②妊婦健診は必ず夫も付き添う
③妊婦健診や出産費用は夫が全額出す※
④夫は育児休暇1年間取得
⑤産後育児の主体は夫、私は身体を休めることに注力する

※我が家は夫婦共働きで、完全に別財布。共同口座もない。共同クレカもない。普段は2人の生活にかかったお金を全て家計簿アプリに入れて、月末に1円単位で割り勘をする。妊婦健診や出産費用は夫が窓口で会計をし、家計簿には入れないでという意味。

「お願い」と書いたが、実質は条件だ。
パートナーに子どもが欲しいと言われた女性はこれを丸っとパクったり、アレンジして提示して良いヨ🐥その時の反応で今後を決めましょう。
ちなみに私達夫婦はタバコを吸わないので、条件に禁煙のことは記載していない。

また費用については、夫が負担するのは出産手当金を差し引いた額のことを指す。今回は不幸中の幸いで全て出産手当金でカバーできてしまった上に、黒字になった。黒字部分をどうするかは第二子のこともあるのでまた今度。


子どもに対する私と夫の違い



私には「子どもが欲しい」という願望が薄い。全くないわけではないから妊娠したのだが、「子どもが欲しい」と強く思うことがなかった理由がある。

10代で手術&入院を経験し、大学生でも慢性的に体調不良に悩まされ、社会人になってから(このとき夫と同棲中)は指定難病の確定診断を受けた。
難病だから発症した原因もわからないし、治らない。
薬で寛解状態を維持するしかない。
毎日ステロイドを飲んで、大学病院へ定期的に通っている。
見た目は普通の人だけど、自分の身体、健康に全く自信がない。

また、そもそも妊娠と出産をするイメージを抱いたことがなかった。
学生時代はどっぷりBLにハマっていたから(BLがわからない方はスルーして🦊)摂取していたコンテンツでも結婚はともかく、出産はなかった。(BLでも出産する特殊設定はあるけども)
憧れを抱くこともなかったし、大学生の時にはSNSで悪阻の辛さ、出産の痛み、育児難易度の高さを目の当たりにしたので、尚さら子どもが欲しいと思わなかった。


夫は真逆だった。
夫とは付き合って3ヶ月くらいの時に「俺は、結婚して子どもを持つことが人生の目標です。いずみちゃんはどう?」と宣言された。夫も私も24歳だった。若いのに、変わった子だな〜と思っていた。
私が夫の見た目と健康な身体を持っていたら、それこそ一生キレイなお姉さんと遊ぶのに。


私は結婚願望すらなかったが、何やかんやあって(この話は超長いので割愛👻)見た目が好きで趣味の合う夫と婚姻届を出し、結婚式とハネムーンを終えたタイミングで避妊をやめた。


妊娠と出産は健康な人でもアクシデントに巻き込まれる。最悪の場合は死んでしまう。
選択できたのなら持病も何もない、私よりも子どもを強く望む夫に妊娠してもらったが、医療がこんなに発達した現代でも、女しか妊娠も出産もできない。だから①〜⑤のお願いをして、お願いが無理なら私との間に子どもは望まないでと。
ぶっちゃけ、①〜⑤はほぼ当たり前の内容だから私に持病がなくてもこのお願い自体していた。叶えてくれないなら、どうぞ他の人とお付き合いください。私のお願いすら聞いてくれないやつに、なんで私は命かけてお前のDNA残さなきゃいけないの?って感じだし。


夫は私の性格やら持病やら全てを承知の上でプロポーズしてきたので①〜⑤のお願いを聞いてくれた。
育休1年取得にあたっては早い段階で会社の上司にも相談し、夫の上司は快諾した。もともと夫の会社はJTCメーカーにありがちな超社畜体制だったが、最近はかなりホワイトになった上、大企業ならでの福利厚生が充実しており、妊婦健診の付き添いにも積立休暇が使用できた。
ちなみに、弊社には積立休暇という制度はない😢でも弊社は素敵な会社だよ。


第二子どうする?



既に私の他のnoteを読んでくれた人はご存知の通り、私は17週で後期流産した。流産の前兆は何もなく、あっという間に完全破水して、妊娠継続は難しくなって、赤ちゃんの心拍は停止した。

ここからどうやったってお空へ行った赤ちゃんは戻ってこない。
そして、私と夫は「第二子どうする?」という壁に当たった。
夫は、第二子が欲しいとハッキリ言った。

私はまだまだ不安でいっぱいだ。次もまた同じ結末を迎えるんじゃないか。どうせ駄目だろう。期待しちゃダメだ、って気持ちで過ごさなきゃいけない。そもそも40週って長くね。そんな長期間、妊娠前でも健康でいられたことなんてない。

でも夫とゆっくり色々話して、もう少し経てば前向きに考えられるかな・・・というところまではきた。

そして、夫へのお願いは更に増えた。

⑥会社の飲み会に行かない
もともと友人の飲み会は第一子妊娠中も断っていたが、付き合いの会社飲みだけは参加していた。第一子が緊急入院→死産だったし、有事の際に連絡に気づけなかったり病院へすぐ来れなかったりでデメリットしかないから追加。そもそも夫が酔うことで妊婦が得られるメリットは何もない。

⑦帰省しない
夫の実家は飛行機✈の距離にある。
しかも雪国⛄️
何かあった際に病院へすぐ来れないから追加。

夫は快諾した。
実は第一子妊娠中も「会社の飲み会に行かないで欲しい vs こればかりは付き合いだから仕方がない」論争があったのだが、その時は夫の意見を変えられなかった。
第一子がお空に行ったため、夫もようやく妊婦にはいつ何が起こってもおかしくないという事を正しく認識できた。でも逆に言えば死産しなければ改善されなかった。は?👿この事は定期的に思い出しては怒りが沸き、別れようかなと思ったりするヨ!
妊娠中の妻の有事より大事なこと、この世にないから。
付き合いを何よりも優先させたい男性は、一生しっかり避妊してください。マジで👺


夫が快諾してくれたところで、次の妊娠に対する不安は払拭されない。
でも子どもは授かりもので、特に欲しいと思った場合は上手くコントロールすることが難しいと知っている。夫も私もまだ20代だけど、私の病気はまたいつ再発するかわからない。


難しいなぁ。まだ、ハッキリとした結論は出せない。

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