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限りなく平等なロックバランシング

ロックバランシングは老若男女、石を動かせる人ならばまったく差別のない、とても平等な趣味・アートです。石があれば誰でも始められるので、参入障壁みたいなものはありません。経済力の差によって、腕前が左右されることもなく、序列化されたり、見放されたりもしません。

道具は使わない、場所代もかからない。どこにでもある天然素材を使って一人の人間が素手・丸腰で取り組むので、お金持ちでも貧乏な人でもまったく平等な条件になります。人間社会の営みでこれほど平等なものなんてそうそうあるものではありません。

その一方で、誰でも始められるのに、やり始めたらどこまでも高みに挑戦できるような奥深さがあります。難易度レベルに限界が無いからです。どんなに上達してもさらに上のレベルがあり、より難しいことに挑戦することで、石がピタッと止まる快感をいつまでも追い求められます。すなわち、ロックバランシングの楽しさを覚えたら、身体が動く限りは一生その楽しさを味わい続けられることが保証されるのです。仮に社会的に転落して落ちぶれて一文無しになったとしても、ロックバランシングはいつでも楽しむことが可能です。こんなに心強い趣味娯楽は他にあるでしょうか。私の場合、すでに趣味と言うよりライフワークになってしまいましたが、誰にでも胸を張ってお勧めできるものです。知らない人は損してる気がしてしょうがないくらいです。

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