「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観てきました
2022年4月9日(土)~7月3日(日) 東京・世田谷文学館で開催されている、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観てきました。
ヨシタケシンスケについて
絵本「りんごかもしれない」を皮切りに大ブレイク中の絵本作家です。造形広報ユニットのイラストレーターを務めたり、元は美術作家的な活動もされていました。
「そう言われたらそうだよな」とハッとさせられる視点で語られるテーマが多いのですが、目の付け所もさることながら、その掘り下げ方も徹底しているのが特徴的です。
ヨシタケシンスケさんの本の一覧はこちらをどうぞ。
展覧会について
会場に入る前から色々と仕掛けがあり、子供を連れて行ったのですが、その仕掛けに次々引っかかりながら吸い込まれていきました。
絵本の展覧会なので、その原画や日々書き留められる作家愛用の手帳のページが所狭しと並べてありました。
以前テレビで取り上げられていた際に、サラリーマン時代に仕事中にこっそりアイディアのメモをとりたくて小さめな6穴ファイルをずっと使っていると話していて、紙が小さいので小さく書くんですよねと極細のペンでとても小さく描かれています。小さすぎて読めないので拡大して印刷されたものがいくつか展示されていました。
またその本のアイディアのものになったようなアイテムや、本にまつわる品物がならべられており、元々美術を専攻していた作家の学生時代の作品もいくつかありました。
所々にドキッ、グサッ攻撃力の高いパネルが置いてあってヒヤヒヤしながら会場を巡りました。
ヨシタケシンスケと私
ヨシタケシンスケさんは筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了です。今回展覧会の入り口に展示されていた作品は、大学の授業で資料として見せられたことがあります。学生時代から一目を置かれていたのですね。
その後友人が同じスタジオで働いていたことなどもあり、スタジオ公開イベントなどでお見かけしたことがあります。
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