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ヤゴと暮らして得たこと(2)

このnoteには昆虫のヤゴやその餌となる虫などのことにふれ
写真などが載っています。苦手な方はご注意ください

前回までの話はその(1)をどうぞ。

えさをたべない

ヤゴを持ち帰った子供は、ヤゴの入ったボトルを置き習い事へ。

  • ヤゴは肉食で、メダカやオタマジャクシ、小さな虫などを食べる

  • 生きた餌がいい

  • 普通の餌でも動かしたら食べる

といった調べたことは事前に聞いていた。習い事から帰るまでに餌を準備して欲しいと頼まれた。

1時間ほどでメダカやオタマジャクシを捕まえてこれるだろうか。私には無理だ。そこで、日頃私がおやつに食べている魚肉ソーセージを思いついた。匂いもあるし薄ピンク色なのできっと食べ物と思ってくれるだろう。細長く小さく切ってペットボトルに入れてみた。

水に揺らしてみたり、竹串で目の前で動かしてみるが、ちょっとやそっとでは食べない。しばらくトライしたがあんまり食べないのでそのまま一晩置いてみることに。結局朝起きても食べてなかった。

生き餌を手に入れる

これでは弱って死んでしまうと、子どもが図鑑で調べた小さめのヤゴの餌アカムシやイトミミズを入手しようとスマホで近所を調べてみた。一軒熱帯魚屋を思い出したが電話して留守、お休みのようだったので釣具店に行く。

餌コーナーを見ると、乾燥した物、粉になった物、冷凍したものなど様々並んでいる。しかし生き餌がない。冷凍庫の片隅に「アカムシはレジで声をかけて」と張り紙を発見しレジへ。

こちらは初めて買う物だったし、生きたまま保存する方法などいろいろ聞きたかったが、お店の方はよくあることのようで「ヤゴなんですが、これ食べますか?」という私の質問に「はい、220円です」とそっけない。「扱うの初めてなんですけど…」と再び声をかけたら小さな紙にコピーされたアカムシの扱い方を袋に入れてくれた。

ちなみに上州屋という釣具店で購入できました。

引き続きマガジンにまとめていきます。


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