7月に読んだ本📚
7月に読んだ本の記録です。
エッセイやらレシピ本やらいろいろ。
なんだか見出し画像とミスマッチですみません(でもこのくまさんが可愛くてどうしても使いたかったんだ…!)
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一私小説書きの日乗 野性の章
本の概要はこちら↓
著者は名前だけなんとなく覚えがある程度で、作品も特に読んだことはなかったのですが…
ツイ廃なので、ツイート見て気になってしまったんですね、はい。
エッセイの良さが詰め込まれているような一冊で、日々あった出来事が書かれているただの日記といえばそうだけど、あまりに赤裸々な内容で面白い。至極当たり前だが、文章も上手いのでスイスイ読める。
“日常”というだけで、立派な読み物として成立させてしまうのが流石…
癖になる言い回しや漢字の使い方も特徴的。
なかでも自身のことを「こんな五流のゴキブリ作家」なんて表現している部分は笑いました…謙り方のバリエーションがすごい(笑)
読んでいるとこっちまで日記を書きたくなるので、もし今後noteにその類の投稿を始めたら、『影響されてるなあ〜』と思ってください。
(毎日適当に仕事とツイッターを行き来してる身としては、日記つけてその日何をしたか記録して、より良い時間の過ごし方を模索したほうがいいんだろうけど)
(別にこの作品自体はそういう目的で書かれていないので、方向性に差がある件)
巻数は違うけど、Amazonのレビューも読み応えがあって面白いのでおすすめ👍
リンクまみれですが、貼っておきます↓
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にぎやかなロシア語メモーあるいは眠られぬ夜の外国語のために
本の概要はこちら↓
スラブ語といえばこの人、黒田先生。
エッセイではありつつも単語集を兼ねていることもあり、行数が少なく合間合間にすぐ読める。
時系列もほぼ無く、わたしなんてその日その時適当に開いたページからランダムに読み進める…という読み方だったくらいです。
普通の単語集と比べると見た目など異なるものの、欲しい情報はしっかり残っている。
アクセント記号、カタカナでの発音表記、男性名詞/女性名詞/完了体/不完了体といった凡例など諸々…
英単語の併記も、ニュアンスやイメージが分かりやすくてすごく良いですね。
Amazonでもチラッと数ページ、中身を確認できるので、ぜひ見てみてほしい。
一例として、特に印象に残った2単語だけ紹介させてください🪆
①[желать]
カタカナ読みが”ジラーチ”で、意味が”願う”という動詞。
お察しでしょうか…これ見て『あ、ポケモンのジラーチってここから来てるのか…!』と勝手に新発見していました(笑)
②[сорок]
意味は数字の”40”を表す数詞。тридцать「30」にはтри「3」、пятьдесят「50」にはпять「5」がそれぞれ含まれているのに、何故сорок「40」だけчетыре「4」が無いのか…
その理由となる語源が載っていて助かりました。
(ロシア語の語源って中々見ないので、発見できるとレアだなぁと思う)
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おうちでつくれる かんたんスパイスカクテル
本の概要はこちら↓
ここで、試しに作ってみた工程や写真を載せたらすごくnoteらしくなるとは思いつつ…
レシピとイラストを眺めて終わる人間…それがわたしなのだʕ•ᴥ•ʔ
(実際問題、各スパイスを用意して使い切るのは大変なんですよ、ええ、ええ…)
この本のいいところは魅力的なイラストが付いていることかな。
特に基本のスパイスカクテルの章に載ってる絵が好きなんですが、
西田真魚さんという方が描いているようなので、気になる方は検索してみましょう。
肝心のカクテルはフェンネルエッグノッグとクラフトコーラを飲んでみたいなと思いつつ、
今の季節、クラフトコーラなら飲めるお店もあるけれど、はたして夏の間にチャンスがあるか否か…
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以上で7月に読んだ本まとめ終わり!
最後駆け足になってしまったのはご愛嬌ということで、何卒。
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