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お酒がもたらす、あれこれ。アルコール商品にも、タバコと同じく身体に及ぼす影響を大々的に記載すべき時代なのでは?

みなさん、こんにちは。

健康をクリエイトする任意団体Anbei(アンベイ)の代表スガ―ユージンです。

我々Anbeiは、常日頃より世界の皆様の健康を願い、日々健康に関する情報を発信しております。

当団体の理念であります「習慣は、依存を制す」を念頭に、習慣のすばらしさや依存の恐ろしさ等を追求し、世の中で起こっている現実や事実を皆様にお届けできればと考えております。

我々の記事が、少しでも世の中の為に役立つことを願っております。

今から記載することは、ノンフィクションです。これから記載する事実を知っている人は、どの位いるのでしょうか。

皆さん、この記事の一番上に張り付けてある女の子の絵を見て、何を連想しますか?

きっと、独りぼっち、空虚感等を連想しませんか?

この絵自体は、「suito15さん」の写真を、私がこの記事にピッタリだと思い、勝手ながらピックアップして掲載させていただいたものなのですが、絵の中の少女の様に、幼い少女が孤独に震え、絶えしのいで生きている事実の物語があるのです。

それは、「入院したアルコール依存症の父の帰りを、待つ少女」の話です。

この一枚の絵から発信される、様々なメッセージを、私が代弁してお伝え出来ればと思います。

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大好きなお父さん。でもお父さんはお酒が好き。お酒好きのお父さんを本当は、許してやりたい。病気を持っていなければ。

お父さんの体はもう、いう事を聞かないから、働けないし、ご飯もつくれないんだ。

私たちは二人暮らし。だからご飯は、私が作ってやらないとだめなんだ。小学校1年生位の少女が、動けないお父さんの為に米を研ぐ。

申し訳ないが、少女の服は荒んでいて、貧困世帯を物語っている。

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少女の父は過去にアルコールの飲みすぎが災いし、それが原因で離婚している。その影響で鬱(うつ)になり、またアルコールの影響で、脳に疾患を患い、体の半分は、麻痺している状態である。鬱と片麻痺が原因で寝たきりになり、体は衰弱し、もちろん仕事なんて、できない状態なのである。その為、当然ながら貧困家庭にならざるを得ない状況であった。それでも、「酒をくれ」という父を叱りながら、幼い少女が台所の流しでの作業が出来るように、架台の上に立ち、おぼつかない手で米を研ぐのだ。

部屋の中は散らかりっぱなし。お金がないから、いいものは当然食べれないし、少女の服だって、何一つ買えないのだ。

私は、このような事実があると知ったとき、胸が締め付けられ、どうにもならない気持ちでいっぱいであった。そのようなことに対し、自分は何もできないのかと思うと、情けない気持ちでいっぱいになったのを覚えている。

やがて、アルコール依存症、片麻痺、鬱を患っている父は、入院を余儀なくされた。

少女は、一時期一人暮らしを余儀なくされた。(やがて、社会福祉サービスに繋がる)

少女は信じている。父が帰ってくることを。そんなお父さんでも、やはり唯一のお父さんなのだ。
少女の夢は「お父さんと、また暮らす事」なのだ。

一人でさみしいけど、決意を固めて。

著者がお伝えしたいことは、アルコールについてです。上記の原因をもたらしているもの。その根源がアルコールなのだという事を、お伝えしたいが為に、この記事を書きました。

アルコールは世の中のコミュニケーションには欠かせない大切なものだと言えばその通りですし、決して大切なものではないと言えば、それもそうです。

アルコールは精神疾患を及ぼす飲み物であることは、皆さんご存じですよね。精神の浮き沈みを生み出すものです。それが、犯罪や自殺に繋がっている事は自明の理です。

それなのに、アルコールは大々的に宣伝され、おいしそうに飲んでいるシーンが国民を誘います。

アルコールもタバコも同じく、依存性が強い薬物です。

不思議なのですが、タバコには身体に及ぼす注意書きが記されているのに、なぜ、アルコールには注意書きの記載がないのでしょうか。(大々的に)

今や、世界でもアルコール依存症が原因で、鬱や自殺等が大きな社会問題になっているのに、アルコールにはそれらの記載がないのは、時代遅れもいいところだと思います。

私たちは、上記の様な事実が身近な日本に存在する限り、依存性がある物に対し、見過ごすわけにはいかないのです。変化をもたらしていかなければ、ならないのではないでしょうか。

「責任のある行動」と世の中は申し上げますが、社会の陰で苦しんでいる少女の姿が、過去にテレビ(NHK)で放映されたにも関わらず、未だアルコールに対して、世の中は楽観的に捉えている事が多いと感じます。
もちろん、その少女のみならず、親のアルコール依存症が原因で、貧困を余儀なくされる子供達が非常に多いのです。
我々大人は、世の中に対し、アルコールの取り扱いに関する事柄を、刷新すべきメッセージを発信していかなければ、ならないのではないのでしょうか。
自分だけが楽しければ、それで良いのでしょうか?
もう一度、「責任のある行動」を見直すべき時ではないのでしょうか。

小さな体を震わせながら、父の帰りを待つ子供達の為に、今発信できる事を、世の中に発信していきましょう。
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著者は、社会福祉実践の一つとして、健康に関する事柄を、発信していきます。
この記事は、日々刷新されていきます事をご了承下さい。

YouTubeにてこの記事の宣伝しています。どうぞご覧ください。

健康をクリエイトする任意団体Anbei(アンベイ)

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