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台湾の穂先メンマ「春筍」を通じてメンマのルーツを知った
コレド元町テラスにある「誠品生活日本橋」で台湾食材を物色していたら、おいしそうなメンマを発見。
![](https://assets.st-note.com/img/1710831197531-KCC8JFPgPu.png?width=1200)
調べると、「香筍」は、台湾の食品・調味料メーカー「龍宏醤業」が製造している、台湾の(穂先)メンマだとのこと。
「香筍」実食レポート
まず嬉しいのは、600グラム入りで800円というコスパの高さ。桃屋さんの「やわらぎ」と比べても、断然高コスパ。
(なお本家のECサイトでは、109台湾ドル(約500円)で販売していました。2023年11月現在)
パッケージ記載の情報は
・防腐剤無添加
・甘味料無添加
・開封後は要冷蔵
とのこと。
ということで、さっそく頂いてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710831323797-R5yAwgtNY6.png?width=1200)
シャキシャキした食感と油の風味のバランスがよく、いくらでも食べられる品の良い仕上がりとなっています。
味付けは、「やわらぎ」より塩気がきつくないので、自分で醤油や唐辛子を足すなどして調節することもできます。
メンマ好きには文句なくおすすめできる商品です。
台湾とメンマの関係
でも、台湾のメンマがなぜおいしいのだろう?と思い、すこし調べてみました。
すると、メンマはそもそも 台湾発祥の食べ物なのだそうです。
メンマの発祥は台湾中部の嘉義市周辺。
原料は南方系の筍である「麻竹(マチク)」。
この麻竹の筍を、ボイルして発酵したものがメンマです。
台湾の嘉義県や南投県は、天然の麻竹がよく生える地域だったそうです。
メンマはもともとシナチク(支那竹)という名称だったが、台湾政府から「台湾なのに支那(=中国)」の名前をつけるのはおかしい」と抗議されたことをうけ、ラー「麺」にのせる「麻」竹だから、麺麻=メンマ と名付けられたのだそうです。
(出典:丸松物産株式会社)
メンマはもともと台湾の食文化に根ざした食べ物だったんですね。
麻竹(マチク)について
さらに調べてみたところ、メンマの原料である「麻竹」は、私達がふだん食べているタケノコの竹とは違う種類だそうです。
タケノコ=孟宗竹(モウソウチク)
メンマ=麻竹(マチク)
麻竹は主に台湾や中国南部で栽培されており、日本では沖縄や鹿児島の一部で自生しているという話もありますが、基本的に日本では生えていないようです。
台湾旅行に行ったら、メンマを使った料理もたくさん食べてみたいものです。
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