嫌われる瞬間

人から見限られる瞬間がある。

逆に、なんとなく人を遠ざけてしまうことがある。

なんとなくのことでも、時間が経って記憶をたどれば、自分がその人への気持ちが引いた決定的な瞬間があると気づく。親しくしていたご近所さん、デートを重ね始めた相手、SNSでフォローしている人など、心が離れるには些細で譲れない理由がある。

最近、韓国文学を立て続けに読んでいて、面白いなあと思っているのだけれど、『春の宵』という本の「層」は、そういう、人と人の気持ちがすれ違う瞬間が書かれていた。そして、女が男を本気で避けるっていうのはこういう時だろうと納得いった。


そういえば、かつて合コンで仲良くなった男の子とLINEを交換して、暇な時にやりとりして遊んでいた。雪が降ったら写真を送り合った。ある時から急に来なくなった返事。理由は新しい彼女でしょうね。でもまあ、本当のところは分からないままで、こんなことって珍しくない。

諦めよう。

ちなみに、この本の作者のあとがきを読んで、わたしは気持ちが引いた。
わたしは酔っ払いからは、逃げたくなる。うちの犬も酔っ払いが嫌いだった。




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小説を読んで、日常に感じることを書こうと思います。
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