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2024年2月 #2 「Twitter改めXで今起こっていること。」

2009年からTwitterにどっぷりと浸かってきて、経営者が変わろうとサービス名がXに変わろうと、ずっと毎日のようにTLを眺めてきた。
それでも2024年1月末、Xによって精神を蝕まれていることを自覚し、ぼくはXから距離を置く決断をするに至った。

いまX(旧Twitter)で何が起こっているのか、書き留めておきたい。


「諸悪の根源」(←ぼくにとって悪いと言っているだけで、他の立場から見れば悪いとは言い切れない)は、Twitter Blue(月額課金者)への収益化プログラムだろう。

簡単に言ってしまうと、インプレッション(どれだけ多くの人が見たのか?を示す指標)が多ければ多いほど金を儲けられる仕組みが始まったのだ。
これによって、TL(タイムライン)には徐々に変化が起こっていった。


ひとつは、バズツイート(いいねやリポストが多いポスト)に日本語以外の言語の返信が増えたことだ。
多くの人に見られているポストに返信すれば、自分のポストのインプレッションも上がる。

しかし、元のポストをしている人にとっても見ている人にとっても目障りでしか無い。
読めない言語で意味不明な返信が大量にぶら下がっているのだから、もう返信欄が使い物にならない状態なのだ。
(しかも、こういうスパムみたいな事をやっているアカウントは勿論Blue課金者で、他のアカウントよりも優先的に上位に表示される仕組みがある、というのが利用者へのストレスに拍車をかけている)

フォロワーを多く抱えるアカウントも多くの閲覧者も、俗称「インプレゾンビ」に対抗すべく、有害アカウントの返信非表示や通報、ブロック等の対策をやっているが、ゾンビのように湧いてくるので、いたちごっこのような状態が続いている。


2つ目が、Blueアカウントの「マスゴミ化」だろう。

有料課金アカウントが自分のポストのインプレッションを上げようとすると、どういうポストをするのが効率的だろうか。

事実関係が不明確な情報でもとにかく断定口調、ダマしたもん勝ち、差別発言上等、気に食わない意見や都合の悪い意見を見つけたら全力でぶっ叩きに行く、相手を煽ってナンボ、怒らせてナンボの世界…。

↑こういったポストを繰り出す青バッジ(Blue課金者)のアカウントがどんどん増えたように思う。

こういう世界にずっと入り浸っているうちに、ぼくはメンタルを病んでしまったのだろう。
短文でのやり取りが主体のサービスの運営(マネタイズ含め)は、これが限界なのかもしれない。


最近、インターネットに触れるときは、まとまったボリュームの記事を読むことに時間をかけるようになった。
ぼく自身も、X(旧Twitter)での発信を減らし、noteでまとまった文章をアウトプットすることで、落ち着いて心の整理をしていこうと思う。

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