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自衛官がマスコミに中指を立てた事件について。

事件の発端はこちら。

11月6日、岐阜県の日野基本射撃場で6月の殺傷事件以来中止していた射撃訓練が行われた。
自衛官を載せた車が射撃場へ入っていく途中、トラック後部のビニール越しに、マスコミに向かって中指を立てるようなしぐさをした隊員がいた、というもの。

…ぼくも最初はマスコミが見間違えたのを、大きく報道しているだけなんじゃないかと思った。
自衛隊の広報も最初は故意性を否定していたようだったが、後に「軽い気持ちでやった」と、事実を認めたようだ。

…正直、そのまま否定し続けて有耶無耶うやむやにすることも出来ただろうに、ここで正直にやったことを認め、偉い人がマスコミの前に立って国民に向けて説明をするのは、いい決断だったと思う。

そして、一連の不適切な行為を受け、自衛隊は射撃訓練を再び中止することを決めたという。再開時期は未定とのこと。
…私は中止はやりすぎだと思うが、品位を保つ義務は法律で定められたものなので、厳に指導されるべき案件だろう。

自衛官の6大義務のうちのひとつに定められている、「品位を保つ義務」。
あいまいで抽象的だが、要は他人から見て恥ずかしい・だらしないような格好・ふるまいをするな、ということである。

あのような凄惨な事件のあった射撃場で、事件以来初めて行う射撃訓練で、平静ではない状態の隊員もいたかもしれない。
そんな状態で多数のマスコミが群がっているのを見て、若干イラッとしたのかもしれない。

それでも、マスコミに対してとった行動は大きく報道されてしまうのだから、その行動が他人からどう見えるか、どのような影響を与えるのか、について考えるきっかけになったと思う。私にとっても。

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