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高齢になった犬がみんなクーピーちゃんになれるわけではない

愛犬のシニアライフをサポートするためのサイト『Qooppy』を運営しているM&m代表の竹田です。

私たちは、年をとっても世界一かわいいワンコのことを、「クーピーちゃん」と呼んでいます。私ももうすぐ6歳になるヨーキーの女の子、むーたんと暮らしていて、むーたんが立派なクーピーちゃんになれるように、今から少しずつ色々な準備を始めているところです。

シニア犬=クーピーちゃんではない

一般的に、高齢になった犬は老犬やシニア犬と呼ばれますよね。ただ、シニア犬や老犬がみんなクーピーちゃんになれるわけではありません。
年齢を重ねてちょっとわがままになったって、トイレの失敗が増えてきたって、飼い主さんから「うちの子が世界一可愛い」と言ってもらえる、幸せなワンコのことをクーピーちゃんと言います。

なので、飼い主さんが「うちの子、クーピーちゃんなんですよ。」って言う時、その言葉の中には「私、この子のことが大好きなんです♡私にとって、とってもとっても大切な存在なんですよ。」というニュアンスが含まれているのです。

世の中にはクーピーちゃんになれない犬たちも…

残念なことに、世の中にはただ運が悪かっただけで、クーピーちゃんになれなかった犬がたくさんいます。ペットショップやブリーダーの中には、まだまだ悪質な業者も数多く存在していて(「私たちはペットに優しい企業ですよ」という見せ方が上手なだけで、実態を伴わない業者も多いです。)、そこから抜け出せないまま一生を終えてしまう子もいます。運悪く、無責任な飼い主に出会ってしまって、「思っていたより大きくなってしまった」「高齢になって手がかかるから飼えない」などという理由で飼育放棄される子もいます。

本来、一緒にいる人を世界一幸せにしてくれる力を持っているのに、ただ出逢いに恵まれなかっただけで、クーピーちゃんになれない子たちはたくさんいるのです。

世界中の犬がクーピーちゃんとして幸せに暮らせる世界へ

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私たちが目指しているのは、全ての犬が大好きな飼い主さんのそばで、クーピーちゃんとして幸せに暮らせる世界です。確かに愛犬が高齢になれば、手がかかるようになります。けれど、他の飼い主さんたちの工夫やアイデアを簡単に知ることができたり、気軽に相談できる場所があれば、飼育放棄という選択をせずに済むかもしれません。
また、運悪く無責任な飼い主に出会ってしまって、命の途中で飼育放棄されてしまったとしても、もう一度きちんと愛してくれる誰かに出会うことができたなら、その子はきっと幸せなクーピーちゃんになれるでしょう。ペットショップから子犬を迎えるのではなく、海外のように保護犬を迎えることが一般的になれば、悪質な業者はどんどんなくなっていくはずです。

そんな世界を目指して、私たちは活動を続けています。私たちのミッションビジョンについては、ホームページに詳しくまとめているので、よかったらご覧ください。


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