今日、誰のために生きる? 第764幕
アフリカのブンジュ村に伝わる口伝。それは、私達日本人の祖先である縄文人の教えであった。
本日は、人気YouTuberのTOLAND VLOGさんの動画『2025年7月 シャーマンが見た日本の未来』の中から、ペンキ画家ショーゲンさんの話をシェアしたいと思います。
では、動画をご覧下さい。
1. ショーゲンさんとは
ショーゲンさんは、化粧品会社でサラリーマンをしていたが、1つの絵を見つけたことで衝撃を受け、仕事を辞めペンキ画家を目指そうとする。
この絵がアフリカで作られていることを知り、アフリカに単身で渡った。
ブンジュ村の人達に誘われ、そこで住むことになり、長老から日本の教えを教わった。
長老の祖父がシャーマンで、夢の中で縄文人から本当の日本人のことを学び、ブンジュ村に日本の教えを浸透させた。
ショーゲンさんは、長老から、その口伝を日本人に教えなさいと言われ、日本に帰って会う人会う人に伝え、今では1万回以上になっている。
9,300回程を超えた頃、作家のひすいこたろうさんと温泉で出会い、本を出版すことになる。
ひすいこたろうさんとショーゲンさんが執筆した『今日、誰のために生きる? アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の話』は、こちら。
2. 縄文人の口伝
①今日、誰のために生きる?
本のタイトルの『今日、誰のために生きる?』は、ブンジュ村の挨拶の言葉。
近所に住む男の子も女の子も、6〜7歳になると、挨拶が変わってくる。
「ショーゲン、おはよう。今日は、誰の人生を生きる?私は、自分の人生を生きるよ。また、夕方のご飯の時に会おうね」
これは、長老である村長から言わせると、本来の日本の挨拶だったという。
「自分の近くにいる大切な人のことを思うが故に、まずは自分のことを喜びで満たしていたんだよ。
それが、あなたたち日本人だったんだよ。
日本人の感覚・考え方としては、自分が一番の自分のファンでいてあげるって事。
これをとことんまで追求してやっていたから。
日常に溢れる所作も愛するって事を練習して、普段から小さい頃からやってきたんだよ」
②2025年7月5日までに
「2025年7月5日、それまでに本来の日本人の感性を取り戻す必要がある。
全然、怖がる事はないよ。
明るい日本の未来が待っているんだよ。
でもね、今までお金とか権利とかだけで生きてきた人たちが生きていきにくい時代が来る。
だから、2025年その時までに、いかに人と心で愛を持って繋がれるのかっていうのが一つ重要なキーワードになるんだ。
今は、日本の人たちは無駄を省いて、効率よく生きようとしているけれども、果たしてそれで本当の喜びを味わえてるの?
もっともっと喜びを味わえる時代がやってくるんだよ」
③幸せの見つけ方
本当の幸せの見つけ方っていうのを、凄く教えてもらったんです。
ある日3歳の近所に住むザイちゃんが、お父さんに「流れ星を捕まえにいきたい」と言った時がある。
3歳の子供から「流れ星を捕まえにいきたい」と言われたら、行きますか?
ブンジュ村の大人たちは、100%の確率で「流れ星を捕まえに一緒に行く」と言って出て行く。
ザイちゃんのお父さんは、42歳。一緒に出て行って一時間半後に帰ってきた。
お父さんは汗だくで、足に切り傷を付け、血を流しながら帰ってきた。
「今日は見つからんかった」って、ものすごく悔しそうだった。
その後2人で、「場所が違ったんかな?」ってザイちゃんと打ち合わせしてる。
次の日、ザイちゃんのお父さんと、そのお友達のお父さん2人で「子供に流れ星を見せたらなあかん」という事で出ていった。
さすがにこれは、「止めなあかんな」と思って、「ちょっと待って」。
本当のことを言おうと、「流れ星って捕まらへんから」って僕が言った。
そしたら、彼が振り返って僕に言う。
「ショーゲンは、流れ星を捕まえに行ったことがあるから、俺らに言ったのか?」
「僕は、行ったことがない」
「行ったことがない奴に言われたくない。
流れ星が流れているところを捕まらへんかもしれんけど、落ちてるかもしれんやろ?
そこんとこに対して、お前にはロマンとか夢はないんか!」
「ショーゲンを見てると、無駄を省いて効率よく生きようとしてるけれども、無駄やろとか、アホやろとか、しょうもないわって言われることの中に、幸せっていうのがあるのに、お前もったいないな」
「ショーゲンね、人が生きるっていう事を、効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。
人っていうものは、いかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるやろ」
「ショーゲンが肩書を外した時の自分の心の中の本当の喜びって何やった?
幸せって何やった?
小さい時、自分は何が嬉しくて何に感動していて、何にワクワクしていた?
もう一回、その自分の心の中の本当の声に、耳を傾けてあげないといけないんちゃう?
それできてる?
てか、そういう声かけとか投げかけ、自分の親から言われへんかった?
日本人でしょ。
言われなかった?」って言うわけですよ。
いやあ、ぶっ刺さる〜。
「ショーゲンはね、無いって言うところばかり目を向けるでしょ?
あの人と比べてこれがない。
これが足りない。
自分には無い。
でも違うんだ。
本来の日本人は、有るって言うところに、目を向けていたんだ。
こうゆう風に会話もできてるし、呼吸もできてるし、外に出れば燦々と輝く太陽の光も浴びることができるし、心地よく吹き抜ける風も、全身で感じることができるでしょ?
ショーゲンね、有るって言うことの方が、多いんだよ。
ショーゲンは、無いって言うことばかりに目を向けているから、人の欠点とか嫌なところが目につくんだよ。
でもね、有るって言うとこに目を向ける人は、人の良いところが目につくからね。
本来日本人は、有るっていうところに目を向けるプロだった。
なぜかというと、日本人は分かっていた。
これからの時代は、血が繋がっていない家族みんなで、生きていく必要が有るってのは、あなたたちは分かっていたんだ」
「なぜ血が繋がっていない、家族みんなで生きて行く必要があるか今から言うね。
極端なこと言うけど、ショーゲンあなたは、発達障害です。
村長である俺も発達障害だ。
この世に生まれてきた人は、みんな発達障害として生まれてきてると。
何でかというと、出来るところはとことんまで出来て、でも出来ないとこはとことんまで出来ない。
俺らは、凸凹(デコボコ)で作られたんだ。
この意味が分かるかい?
何で凸凹で作られたかと言うと、みんなで生きて行くっていう喜びを味わうために、俺たちは凸凹で生まれてきたんだよ。
血が繋がっていない家族ってイメージで生きていた。その本当に核心に迫って生きてたのは、あなたたち日本人でしょ?
思い出してね」
④2日前、何食べた?
「ショーゲン、二日前食べたお昼ご飯何やった?」
答えられなかった。
「そうか、ショーゲンにとって食べる・食事というのは、作業なんやね。
食べる・食事というのが作業になった時に、生活・暮らしそのものが作業になるから、気をつけた方がいいよ。
ショーゲンね、二日前のお昼ご飯、確かに俺と俺の家族とご飯食べたよな。
ショーゲン、はっきり言っていい?
あなたは、そこにはいなかった。
あなたの心は、そこにいなかった。
ショーゲンは食べてたけれど、食べながら明日の予定の事を考えてただろうし、一週間後の事を考えてたんじゃない?
ショーゲンは、そこにはいなかったね。
俺の孫もみんなが言うてたよ。
ショーゲンは、日本に住んでいて、本当に忙しい現代の日本で生まれてきたんだね。
あなたを見てると、まるで人生をこなしているように見える。
ショーゲンね、生きるって事はその一瞬一瞬、瞬間瞬間、今に自分の心が居てるかどうかやからね。
あなたは、これから毎日ご飯も食べるでしょ。
そして、絵も描くでしょ。
そんな時に、いちいち自分に確認した方がいいよ。
自分の心はそこに居てるのかどうかっていうのを、ちゃんと確認するべきだね。
⑤日本人の特殊能力
「日本人の特殊能力って知ってる?
この世界中の中で唯一虫の音がメロディとして聞こえる、虫と会話ができる民族が日本人とポリネシア人の2民族だけだ。
ポリネシア人は、ハワイまでの海域に住む船を漕ぎ回遊している人たちのこと」
「村長は、こんな森の中に住んでるけど、虫の音、どう聞こえてんの?」
「俺は、牛の鳴き声は聞こえるけれども、鳥の鳴き声も聞こえる。でも虫の音だけが工事現場の騒音に聞こえる」
京都に年中鈴虫が鳴く鈴虫寺ってありますが、海外では「騒音寺」って言う風に言われているように、全く聞こえないんですね。
日本人は、虫の音を左脳で聞くことができる。
左脳は言語化する脳なので、友達と会話をしているように聞こえる。
でも、他の国の人が聞いちゃうと、右脳にあるノイズをキャッチする場所で聞く。
だから、心地よく聞こえないって言うことが分かっている。
「俺が思うし、言い切れる。
この世界中の中で、一番自然から愛されていた人達っていうのは、あなたたち日本人なんだよ。
日本人ってのは、しっかりと自然と向き合いながら、小さな虫の音までにも、耳を傾けていた。
ものすごく心に余裕がある人達、それがあなたたち日本人だったんだよ」
虫の音がメロディーとして会話として聞こえるっていうのは、日本人かどうかじゃなかった。
母国語が日本語だったかどうかだったという研究結果が出ている。
「日本人っていうのは、虫と会話をするために、日本語を生んだんじゃないの?」
⑥この世が滅亡する時
「この世が滅亡する時というのは、日本人が虫の音が聞こえなくなった時。
だから、あなたにお願いしている。
日本人であるショーゲンにお願いしてるし、俺のために言ってるし、ブンジュ村みんなの事を幸せにするために、日本人であるあなたにお願いしている。
今一度日本のみなさん、日本人のプライドを取り戻してね。
そして、虫の音が当たり前に心地よく聞こえる事が、どれだけ素晴らしい事なのかっていうことをちゃんと腹に落とし込んで理解してね。
この世は、物質的豊かさの未来を、みんなが求めてしまったでしょ。
それで起きてしまったのは、自然破壊・環境汚染からくる、精神と肉体の剥離、分離からくる自殺をしてしまう人とか、鬱になる人が増えてしまったでしょ?
これが、物質的豊かさの未来を求めた先にあったものだと。
これからは、心の時代なんだ。
それで、心の時代になった時にみんなを引っ張っていかないといけないのは、あなたたち日本人でしょ。
もっとプライドを持ってね」
「あなたたちの血の中に流れる、記憶を思い出してね。
あなたたちの血の中には、一万年から一万五千年続いた縄文の方の争いがなかった、愛と平和で溢れた時代の、亡くなった人の刺し傷とか切り傷がなかった、そんな時代の人達のDNAが血の中に流れているでしょ。
もう一回思い出してね」
⑦当時の日本人がやっていたこと
僕は、ブンジュ村でやらされていたことがある。
それは、当時(縄文時代)の日本人がしていたこと。
何かというと、
人と話すかのように、風にも葉っぱにも雨にも土にも虫にも木にも、普通に挨拶とか会話とかしていた。
「それを当たり前にやるんだよ。
本来今の日本人の松果体の大きさっていうのは、米粒ぐらい。
脳の真ん中にある五感をキャッチする場所っていう、自然と繋がれる場所って言われてますけど、当時の日本列島に住む人達、おそらく縄文の方の松果体の大きさは、親指の第一関節分だった。
もしかすると、”以心伝心”っていう言葉も、本当はもう完全な以心伝心だったのかもしれない。
⑧虫の知らせ
ショーゲンさんが、初めて村に入った時に、村長から「俺は、日本語を知っている」と言われた。
その言葉は、「虫の知らせ(ム・シ・ノ・シ・ラ・セ)」だった。
日本人が虫の知らせと聞くと、「何か不吉な予感なのかな」って思う人が多いと思うんですけども。
彼らはそういう意味じゃなくて、裸足で大地の上に立って、両手を広げて、五感を研ぎ澄まして自然からのメッセージをキャッチするという行為そのものが、虫の知らせというと。
「残念ながら俺たちは、ドラムを叩いたり踊ったり、自分をトランス状態に持っていかないと、自然と繋がれた気がしない。
でも、日本人はいいよね。
目を閉じただけで、五感を研ぎ澄ませただけで、虫と会話ができるし、自然からのメッセージをキャッチする事ができるでしょ?
俺らも日本人になりたかったわ」
「日常に溢れる小さな喜びを、もう一度拾い上げてね。
出来たら、虫とか土とか葉っぱに落ちた雨のしずくにも会話をしてみて」
それを徹底的にやらされました。
3. 感想
いやあ、凄い話だったね。
胸にズキュンと響く言葉の連続だった。
それは、私達の遠い記憶の中に、DNAに刻み込まれた言葉だからだったんじゃないかな。
息子に、ひすいこたろうさんとショーゲンさんが執筆した『今日、誰のために生きる? アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の話』を紹介したら、早速購入して読み始めたという。
もう、感動の嵐だったと言っていた。
この本のフレーズに出てくる言葉を、使っていこうと言ってた。
私も、息子が読んだ後、息子が帰ってきた時に読ませてもらおうかと思ったが、早く読みたくなって、早速アマゾンの本をポッチってしまった。🤣
読むのが楽しみである。
ひすいこたろうさんとショーゲンさんが執筆した『今日、誰のために生きる? アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の話』は、日本人が忘れていた縄文人の教えが書かれている。
現在の日本人、全ての人に読んでもらいたい本である。
よかったら、ぜひこの本をお読み頂きたい。
この本の話は、別に難しいことを言っているわけじゃない。
私たち日本人に託された役割。
今この一瞬を大切に生きること。
食事も、ただのんべんだらりと食べるのではなく、このおかずは?味は?とか楽しんで、作ってくれた人に感謝して食べること。
虫の音がいつでも聞ける、心の余裕を持つこと。
自分を好きになり、いっぱい愛してあげること。
自分が愛で満たされれば、溢れ出た愛情が、大好きなあの人の心にも届くことだろう。
2025年など、もう何も恐れることはない。
ただ はるか一億年前の記憶を 思い出すだけ
ただ それを実践するだけ
日本人よ 目覚めよ!
遥か 悠久の時を超え その声を聞け!
いつもご覧頂きまして 有難うございます。
スキ フォロー コメント等を頂きまして 有難うございます。
では また次のnoteで お会いしましょう。
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