わが子の、のこし方。
note始めてみました。
クウガと申します。女です。
出張撮影をするスタイルのカメラマンをしております。カメラを手に、福岡で、幸せをカタチにしています。フリーだったり、Lovegraphという出張撮影サービスのカメラマンをしたりしています。
その傍ら、 #うちのハルナツ というシリーズでわが子3人を撮り続けています。
今回は、カメラマンの方の話ではなく、
わが子の、のこし方の話をしようと思います。
先日(2018/03/29)、ママグラフアカデミーというLovegraphの行うエデュケイション事業の一環で子連れOKなママ向けの写真教室を福岡で開催しました。他名古屋、東京でも。福岡では、私が講師をさせていただきました。スタジオで撮る写真のように美しく正しく残すのと違う、わが子の記録というものついて少しお話ししましたが、話し足りなかったので、毎日のようにわが子を記録し続けていく中で、日頃こんなことを思いながらシャッター切ってるよ、というのを書いておきたいと思います。
我が子の為に創られたいとしい世界
家の中での家族写真というのはとても多いのではないでしょうか。
でも毎日同じ家で写真撮るのもなぁ。変わり映えしないし面白くない、そう思っていた時期が私にもありました。
お家の中で必死で片付いている場所を探して花なんか飾ったりしてインスタ映えや寝相アート…というのもそれはそれで可愛いですが、写真をSNSに投稿していいねを沢山もらうことが、本当にわが子を撮る真価なのかと問うてみたとき、私は「違うな」とはっきり断言したいと思います。私には、長女だったのもあり、幼少期に父にフィルムで撮ってもらった写真がたくさん残っていました。また、それを大人になって結婚式を挙げる、そんなエモーショナルなタイミングで見返して感じた"我が子愛しい気持ち"がノった写真。すごく沢山残してくれていて、とても嬉しかった。どんなものに触れて、どんな人に会って、
どんな環境で育ててもらったか、分かるような写真。私もまたそんな写真が残せたらなと思いながらわが子の写真をのこしています。
部屋に散らかっているおもちゃ、脱いだ服、食べ終わったお皿、泣いた顔、怒った顔、そんなリアルな混沌が、大きくなったわが子たちが見返したときに心が動くような写真になるんじゃないかって。
「こども、上手く撮れないんです」
すごくよく聞くんです。そんなママさんが多くてママ向けの写真教室を開催する経緯になったわけではあるのですが、たしかに明るさを自分で調整できるように、色温度を変えれたり、ボケるには?!いい笑顔の写真残したい!!子供産まれたしええ写真撮ったるでー!とゴツいカメラを手に入れたのに、最初は謎だらけだと思います。勉強するのは大事だと思いますし、私もここまで撮れるようになったのも超絶上手いキッズグラファー様方のおかげ様なので、大いにいいことだと思います。
でもでも。
こどもを撮ること、残すことに関して、こと我が子を撮って、本当にグッと来る写真って、「上手い」技巧を凝らした写真じゃなくて。
撮れるようになったあと、じゃあどう撮っていこう何を残そう、それがとても大事です。ブレてない写真がいい写真とは限りません。カメラで撮るのはわが子への愛を伝える一つの手段でしかありません。
ママ・パパが撮った写真にどうやっても勝てない
ラブグラフの名言?格言?に、
「どんなにいい写真撮ってもスマホで彼氏が撮った彼女の写真には敵わない」
というのがあるんですが、
そう卑下するママたちに写真を見せてもらったら、沢山あります。ちゃんと可愛いお宅のちびたちの写真が。あなたの子は、今あなた以外に見せない顔をして笑ったり怒ったり遊んだり泣いていたりします。他の誰にもその安心しきった顔って撮れません。のこしてあげてください。そのために必要なtipsを分かっていればいいかなって思います。
半年後、「立てるようになったね、もう首座ってないときとか忘れちゃったよ。」
1年後、「もうこのときの服入らないね、大きくなったね。」
5年後、「このときは、君が好きだった飛行機が飛んでたんだ。」
20年後、「アホなことばっかりしてたけど、とっても可愛い子だったよ。」
って想い返せる写真たちがたくさんあるというのが素敵なことだなって思います。
つまり愛だってばよ。
だから、最小焦点距離より近くに子供が寄ってきて撮れない…〇
元気すぎてぶれまくる…〇
部屋汚い…〇
SNSが氾濫していて、正しい・綺麗なものを見過ぎなんです。
でも、こういう混沌も小さい時だけです。
明日死んでも撮ったヒトがそこにいます。
つまり愛です。
とか思いつつも、
要は、
「あーーーかわいい!!」
って思ってシャッター切ってます。(本当)
また、話のネタを思いついたら書きます。
クウガの撮る我が子の写真はこちらに
Twitterやinstagramで「 #うちのハルナツ 」というハッシュタグで我が子3人の生きるを記録して公開しています。
▶ Twitter https://twitter.com/qooga_photo ▶ Instagram https://www.instagram.com/uchinoharuna2/
ラブグラフ
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