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【1日目】 初日で配達辞めようと思った話。【歩いてUber Eats in Toronto】

20xx年 12月
ダンスに明け暮れていたとある少年が、Uber Eatsの本部に呼び出された。
本部からiPhone7とリュックを渡され困惑している彼に、彼らはある任務を課した。
「今から2ヶ月以内に、この街に潜む合計50体の敵を殲滅してほしい」
彼は困惑していた。
しかし本部から一歩外に出ると、多国籍多文化、痛むほどの寒さ、そしてプーティンの匂い。
そこは「始まりの街 トロントタウン」だった。
彼は覚悟を決めた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━物語が、始まった。


「歩いてUber Eats in Toronto」

【本企画の趣旨】
本企画は、トロントのUber Eatsで追加された「Walkerモード」を筆者が実際に体験し、友達紹介ノルマの50件を帰国日までの約2ヶ月で達成するまでの体験記を記したものです。
効率の良い配達を手探りで見つけていくこの体験記が、今後始める人への「攻略本」のような存在になれれば幸いです。
Uber Eatsを、トロントを、そしてワーホリの日常を少しだけ垣間見れる記事になっています。楽しんでいって下さいね。

くぅ

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◯緊張と興奮

12月27日

「本部で撮ったプロフィール写真がブレてたからまた来てw」
とか言われて冒険に出れず2回本部に行く羽目になりましたが、いよいよ準備が整いました。

アプリを立ち上げ「GO」を押すとオンラインに接続され、依頼待ちの状態になります。

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普段はオフラインですが、「GO」を押すと

画像2

オンラインになります。後は待つだけ。

初日の今日、手始めに馴染み深くレストランの多い
「Spadina駅近くのチャイナタウン」
で待ってみることにしました。

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、、

到着してからおよそ30分ほど。
歩き回って待っていたら、ついに来ました。
バイブを伴う通知。戦闘の合図です。

◯初陣

「やっと来たああああああ」

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いざ出陣。

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acceptすると、まずは依頼先のレストランの住所と共に行き方が表示されます。

ただ、この画像をよく見て下さい。何か不自然じゃないですか?
まるで反対車線に行くために大回りしているような。

後日数件こなして気づいたのですが、このマップ。明らかに車のドライバー向けなんですよね。おそらくUber側が歩行者用のマップに対応していないためでしょう。

ちなみにこの時は、指示された通りに動かなければいけないのだと思って馬鹿正直に従ってました。大回りして結局最初とほぼ同じところに戻ってきた時は、

「????🤔」

ってなってました。Walkerの方は同じミスをしないようにして下さいね笑

心得・その1「マップの行き方には従わなくてよい。」

画像5

レストランに着くと、既に料理が準備されていました。
あとは運ぶだけ、運び方は自由。

画像6

Uberといえばあのリュック!ですが、歩きであれ背負うのが恥ずかしかったのと、隙間時間で配達したかったので、持ち運びのできる手提げ。6USD。

ポケットには充電器と携帯。
配達スタイルは試行錯誤中です。

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「Start Delivery」を押すと、今度は

・依頼主の住所
・名前
・受け渡しの際の指示内容
が出てきます。

今回は、「車で待ってて」「ロビーで会おう」

、、、どっちやねんって感じですが、笑
おそらく車の人は車内待機、自転車と歩きの人はロビーまで来てくれってことなのでしょう。ロビーまで直行します。

到着すると依頼主さんがロビーで待ってくれていたので、そこで軽く会話をして料理を受け渡したら依頼完了です。

毎回必ずスモールトークをすることになるので、練習したい方にはピッタリかもしれませんね。

心得・其の二「スモールトークの練習にもなる。」

あ、そういえば依頼が完了したら「Delivered」を押して時給の発生を止めるのですが、これが遅すぎるとズルしてるとみなされてアカウント凍結されるらしいので注意して下さいね。友人が一人バンされてました。

心得・其の三「ズルはバレる。」

気をつけましょう。

そこから3分ほど、アプリを見返すと

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初任給です。笑

7.66ドル。思ったよりも高い。
この報酬の計算方法については、次の記事で詳しく説明します。

◯空白の6時間

一件目が完了したのは13:30。

そこからダンスの代講レッスンがある19:30まではバリバリ配達してやろうと思っていました。

、、

、、、

来ない。

何分待っても、何時間待っても来ない。

画像11

しまいにはチャイナタウンの路地裏で踊り始めました。
なんか通りがかった人にビデオ撮られて仲良くなりました。

いや、そんなことはどうでもよくて。

気づいたらもう真っ暗。気温もぐんぐん下がる。
そして代講の時間になりました。

寒さに耐え切った自分は、其の時には既に仏になっていました。

そして悟りました。

Uber Eatsはもうやめよう、と。

50件、きっとこれは仕事ではなく精神修行だったのだろう、と。

おかげで代講は万全の準備をした状態で臨むことができた、ありがとう、と。

6時間で7.66ドル。時給約1ドル。ありがとう。

◯もうUber Eats辞めようかな。

「絶対儲かる!」って言われたエセ情報商材に金と時間を費やしたような気分で撤収していました。

すると帰宅後、ベテラン自転車配達員の友人からメッセージが届きました。

画像12

んん??

どうやら話を聞いていくうちに、この12月27日は

・年末年始のバケーション中なので依頼が少ない
・しかも学生が配達員を始める時期

ということで、彼曰く最悪なタイミングで始めてしまったのだそうです。

そしてこの時、もう少し効率よく配達を進めるためのコツ「ブースト」という言葉を学びました。

次回、貰ったアドバイスを活かして再挑戦しようと思いますが、とりあえずバケーションが終わるのを待ってから動きます。

心得・其の四「依頼が多い日を見極めよう。」

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《本日の戦歴》

滞在時間・・7時間
依頼件数・・1件
報酬・・7.66 CAD
時給換算・・約1 CAD
帰国日まで残り・・53日
任務進捗・・1/50 件

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最後までお読みいただきありがとうございます。

次の出陣日の記事はこちらから↓

自分もやってみたいと思った方はこちらから↓


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