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ミャンマーからやってきます!

こんにちは。経営企画室の木藤です。

何度かクオラの社内報にも取り上げられていますが、現在クオラグループでは医療法人に16名(ベトナム12名、ネパール4名)の外国人職員が働いています。

言葉も文化も異なる国で、皆さん一生懸命働いてくださっています。クオラのこれまでの外国人採用については以下の記事をご覧ください。

そして今年の10月から社会福祉法人にも8名の外国人職員(特定技能)が加わることになりました!8名ともミャンマーからやってきて、マモリエとマモリエあいらにそれぞれ4名ずつ配属されます。クオラグループにミャンマーの方々が入職されるのは初めてです。

入国日は9月下旬ということで、まだ本人たちから話を聞くことはできませんが、ミャンマーの方々が入国する前に皆さんに少しでもミャンマーという国について知ってもらえるよう、地理や言葉、文化について紹介したいと思います。

ミャンマーってどこにある?


面積:68万㎢(日本の約1.8倍)
人口:5418万人(2022年)

ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島西部に位置する国で、東側はタイやラオス、西側はインドに隣接しています。南側が平地が多く、北側に行くと山間部となり高度が高くなります。平均気温は最高25℃~37℃、最低18℃~20℃と比較的温暖な気候です。

これまでに何度かZoomで面談をしていますが、ミャンマーの子たちは口をそろえて「寒いのは大丈夫、日本の暑さが心配」と言っていました。
ですが、家にはクーラーがなくて扇風機だけで夏を過ごしているという家庭の方も多く、最低気温だけ見ると、日本とミャンマーの寒さはかなり差があるので個人的には冬の方が心配です(笑)特にさつま町の4人は初めて経験するであろう寒さに負けないように頑張ってほしいです…。

ミャンマーの言葉

ミャンマーで最も話されている言語はミャンマー語(ビルマ語)です。このミャンマー語、とても難しい言語です。私もミャンマーの方々の採用が決まってから勉強してみようかなあ~と見てみましたが…難しくてすぐに諦めました。

全くわかっていない言語を解説するのも難しいので、挨拶や日常でよく使う言葉をいくつか紹介します!

①おはよう・こんにちは・こんばんは(使い分けはありません)
မင်္ဂလာပါ[ミンガラーバー]
②ありがとう
ကျေးဇူးတင်ပါသည်[チェーズーティンパァデェ]
③ごめんなさい
တောင်းပန်ပါတယ်။[タゥンパンパァデェ]
④おいしい
အရသာရှိတယ်။[アヤダーシデ]
⑤お元気ですか?
နေကောင်းလား[ネーカウンラー]

と、こんな感じです。実際の音声を聞きながら書いていましたが、どの文字をどう読めばいいのか全く分かりません。音だけでも覚えてみてください!

ミャンマーの食文化

さて最後は皆さんお楽しみ、ミャンマーの食文化の紹介です!

ミャンマーの主食は日本と同じでお米ですが、私たちが普段食べているお米とは異なり、インディカ種という細くて水分の少ない種類のお米です。ミャンマーから受け入れると決まった際、さつま町内でミャンマー人が数名働いている施設に話を聞きに伺ったのですが、

「とにかくお米をたくさん食べますよ。炊飯器を準備するのであれば大きいサイズを準備してあげるといいかもしれません。」

と、とても良いアドバイスをいただきました。ネットで調べると「副菜と大量の米を食べる」と記載しているサイトもあり、お米をたくさん食べる食文化であるというのは間違いなさそうです。


ミャンマーの典型的なヒンと野菜とご飯の食事
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=25250389による

3大ミャンマー料理と言えば「スエ・ヒン・トゥ」の3つだそうです。

スエ」・・・カオスエ=麺です。朝食での定番の「モヒンガ」、日本人も大好きなシャン州の「シャンカオスエ」、そして、ココナッツミルクのおいしい「オンノカオスエ」。他にも、紹介したらきりがないほど、麺料理は豊富で安い。
ヒン」・・・これも、外せない定番で、「〇〇ヒン」と言えば、ミャンマーカレー。油のギトギト感が、半端でないです。定番の鶏は「チェッター・ヒン」、値段が高いのはエビカレーの「バズン・ヒン」。カレーを一品頼むと、野菜の付け合わせ、フルーツ、デザート、ごはんは、お替り自由。
トゥ」・・・「〇〇トゥ」と言えば、ミャンマーサラダ。定番の「ラべ・トゥ(お茶の葉サラダ)」、黄色ピータンがおいしい「セペウ・トゥ」などがあります。

https://sva.or.jp/



本人たちも魚醤をよく用いると話していたので、ベトナム料理にも近い味がするのかもしれません。入国してしばらくしたら、作ってもらおうとマモリエ職員は勝手に楽しみにしています。(笑)

おわりに

どうでしたか?少しはミャンマーという国を知っていただけたでしょうか?
実際に入国した後は、本人たちから話を聞いてもっと詳しくミャンマーのことを紹介できたらと思っています。

「鹿児島に行ったら、水族館に行きたい。日本のカレーライスやお菓子が楽しみ!」

と日本に来るのを心待ちにしてくれています。
グループ内で見かけた際は、是非声をかけてコミュニケーションをとってみてくださいね!

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