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認知症ケアは4WDケアの考え方と目標設定が重要

認知症ケアは以下の4つすべてが大切となっています。

・『解決課題型アプローチ』
・『目標指向型アプローチ』
・『ナラティブ・ベイスド・ケア』
・『エビデンス・ベイスド・ケア』

『車の車輪』という表現がありますが、認知症ケアでは、ナラティブ・ベイスド・ケア(個々の人生・生活の語りに基づくケア)とエビデンス・ベイスド・ケア(科学的根拠に基づくケア)の両者が重要であり、この2つの考え方は『車の車輪』といえます。

また、アプローチ法には、課題解決型アプローチと目標指向型アプローチの2つがあり、解決できる課題は課題解決型アプローチで対応し、他は目標指向型アプローチで対応します。この2つも認知症ケアでは必要となるので、もう一つの『車の両輪』といえるでしょう。

従って、認知症ケアはこれらの両輪すべてが重要な働きをする『4WD車』と言ってもよいかもしれません。

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認知症介護技術の基本的視点
①「個々の人生・生活の語りに基づくケア(ナラティブ・ベイスド・ケア)」と「科学的根拠に基づくケア(エビデンス・ベイスド・ケア)」の両者が重要なこと
②課題解決型アプローチと目標指向型アプローチの2つがあり、解決できる課題は課題解決型アプローチで対応しますが、中心となるのは目標指向型アプローチであること

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