BPSDの対応
今回のnoteから、実践!認知症ケアマガジン(1)第3章ということで、BPSDの対応編に入ります。
本章では、BPSD(認知症の行動と心理症状)について、発生機序や原因推測の方法について学びます。紹介していく具体的な項目について、このnoteで紹介しますので、ご確認頂ければ幸いです。
1.BPSDとは何か1
BPSDという言葉を知り、なぜ「問題行動」「行動障害」という言葉が使われなくなったかを考えます。
2.BPSDとは何か2
BPSDは二次的な症状であること、課題解決型アプローチで対応することを理解します。
3.BPSDの対応の考え方①~⑥
①認知症の症状なのか、「人」としての当然の反応なのかを考えます。
②BPSDを減らすこと、なくすことが、本人にとって良いことなのかを、本人の視点から考えます。
③BPSDの発生機序を知ります。
④認知症の人は、基本的障害として「高次脳機能障害(見当識障害・記憶障害等)」を有しており、その状態のところに何かしらのきっかけ(身体的ストレス・精神的ストレス等)が加わった場合に、その人なりの反応としてBPSDが発生します。
⑤「対症ケア」と、「根治ケア」があります。
⑥BPSDに対するケアでは、「根治ケア」が重要です。
4.BPSDの限界
BPSDの内容や、BPSDを有する人数によっては、個人や施設での対応が困難な場合もあります。
5.BPSDの原因[PACEPとは]
BPSDの原因を探る手助けとしてPACEPがあります。
6.BPSDの原因[身体面の因子]
P:身体面では、便秘・脱水・低血圧・低血糖・痛み・かゆみなどがあります。
7.BPSDの原因[活動面の因子]
A:活動面では、睡眠障害・運動量不足・外出不足・退屈・活動強制・活動剥奪などがあります。
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