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新しいことを始める

あけましておめでとうございます!
QoiQoiの吉次匠生です。

今日は今年一年、新たな目標を立てた方や何か新しいことを始めようとしている方へ向けて書いていこうと思います!

今年の目標

僕自身の今年の目標は

・英会話を始める
・プログラミングをマスターする(ワードプレス、JavaScript、PHP)
・個人で一つ以上作品を作る


です。


演劇以外に新たなスキルを身につけ、自分の表現の幅を広げる一年にしたいと思っています。

皆様は今年の目標ありますでしょうか?


風呂敷を広げまくってきた

僕は本来日本大学芸術学部で演劇を学び学生の4年間はひたすら演技を学び【役者】にしか携わっていませんでした。
しかし大学を卒業してからのこの4年間は【役者】以外にも、【劇団主宰】【脚本】【演出】【映像作品制作】【短編小説執筆】【原発や東日本大地震の取材】【舞台制作業務】【HTML、CSSの勉強】など幅広くいろんなものに挑戦してきました。
自分がやりたいものや、欲しいと思ったスキルに食いついてみたのですがなかなか大変でした。
特に【原発や東日本大地震の取材】ではお話を聞く人へのアポイントを取ったり、【HTML、GSSの勉強】ではプログラミング言語の概念から学んだりと、全く今まで自分が触れてこなかった世界なので、最初独学ではかなりハードルが高かったです。 

この記事を読んでくださってる方も、今から新しいスキルを身につけるということに対して

「この歳じゃ」や「いまさら初めても」

という思いをしたことはありませんか?
僕はそういう人のために、最初のハードルを下げ新しいことにチャレンジしやすくなる方法を2つ考えました。
それは

・完璧を求めない
・逆算する

の2つです。
順に説明していきましょう。

完璧を求めない

物事を継続させる上で1番大きな挫折ポイントは、最初の期待値が現実についてこないことです。
初めは自分ができるようになることをイメージしてモチベーションも上がるので、最初から期待値を高く始めるのは悪くないのですが、なんでも完璧を求めすぎると途中で飽きてきてしまいます。
また、仕事のスキルとして新しく何かを始めたいという方も、最初から完璧を求めない方がいいでしょう。始めたことが仕事になるならないで考えるとなかなか足が重く前に進みづらくなってしまいます。

僕の経験からいっても、初めて演劇の戯曲を書いてお客さんに見せたときに、この戯曲でお金が取れる取れないを考えていたらそもそも戯曲を書くということを諦めていたでしょう。
お金を払って観に来てくれるお客様がいるからいいものを書くは当たり前なのですが、最初からそんなことはできるわけもなく、その点においては少し諦めていた気もします。
それよりも、最初の自分の「書きたい」という衝動を大切にし、その衝動に自分の持ってる力全てを注いだ記憶があります。

またスキルは磨いていくものなので、やっていく中でできるようになればよくて、最初はその世界の入り口の扉から漏れてる雰囲気を感じ取れればラッキー! ぐらいの感覚でいることをお勧めします。


逆算する

人はなぜ物事を新しくチャレンジするときに腰が重くなるのでしょうか?
年々歳をとるにつれ新しいことに挑戦する気力がなくなっていく気もします。
最近でこそ終身雇用が崩れ、社会人になってまた新たに大学に通ったり転職したりする雰囲気は出てきてますが、それでもまだまだ勇気のいる選択な気がします。
小さな頃はサッカーをやったり英会話教室に行ったり歌を習ったりと、人それぞれ自由に自分の興味があることを学んでいた気がします。
しかし大人になるとそれができなくなる。
それはなぜでしょう?

答えは簡単で子供と大人になった私たちでは持ってる寿命の長さが違うからだと思います。

人生100年時代と呼ばれてきているので仮に100歳で死ぬとして、10歳の小学生と30代が目前に迫っている僕とでは残りの生きられる時間が確率的に違います。

10歳の子はまだ生きられる時間がたっぷりあるのです。
僕もまだまだ若いので残された寿命は長いかもしれませんが、10歳の子に比べたら残りが限られています。
その限られた時間のなかで何か新しいことを始め、そこに時間を投資して身にならなかった時のリスクが必然と高くなるのです。
だから、歳を取ればとるほど新しいことにチャレンジしにくくなるのではないかと思うのです。

ではどうすればいいか?

それは逆算することです。
歳をとることで時間を失いますが得るものもあります。それは経験です。
自分の経験を生かし、「何歳までにはこうなっていたい」「オリンピック後にはこういうスキル身につけておきたい」など残りの人生を逆算し計画を立てると、新しいことを始めやすいかもしれません。

僕自身将来海外へ行き作品を作りたいという目標があるので、30歳までには普通にコミュニケーションが取れるくらいの英語能力を身につけておく必要があります。
また、他の演劇人やアーティストと差別化を図るためにプログラミングを覚え演劇×プログラミングという表現ができるようになりたいとも思っています。
つまり、30歳以降の人生が僕の勝負です。そこで自由に戦えるように、今年来年と二十代後半をかけてしっかり仕込みをしたいので、それに合わせて今年の目標を立てました。

まとめ

新しいことを始める上で大切なことは、完璧を求めず自分のやりたいことなどから逆算して取り掛かることです。

子供の頃のやってみたい! 興味がある! という気持ちを大切に、大人になったあなたの経験を使いながら臆さずに何かにチャレンジできる一年になることを願っています。

僕らもコロナ禍で様々な人のチャレンジが潰されていく現状を見ながら、また自分のチャレンジが潰されるかもしれない現状で日々自分を奮い立たせています。
残りの自分の人生の時間に限りがあるからこそ、やらない後悔よりやった後悔をとれる人生を歩みたいと思っています。
皆様も腰も重くなり足がすくむ時代ではありますが、勇気を持って自分の心の衝動を信じてみてください!
ではまた!


QoiQoi吉次匠生



QoiQoi新作情報❗️

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QoiQoiでは来年3月10日~14日(9日にプレビュー公演アリ)に新作公演
『SCRAP AND…?』を上演します!
コロナの感染拡大によって延期をしておりましたが、その期間に更に取材やリサーチを重ねクオリティーを高めていますので、ぜひこの機会にご覧ください。
コロナ対策も万全にしてご来場をお待ちしています。(ご予約はこちら↓)


QoiQoiプロフィール

2018年2月9日に大橋悠太と吉次匠生によって結成されたアートユニット。 当初はano(アノ)として活動していたが、2020年10月1日より団体名を改めQoiQoi(コイコイ)として新たな活動を始めている。
また、「想像力を創造する」を信念に演劇、映像、インスタレーションなどさざまな分野を飛び越え作品制作を行う。団体名のQoiQoiもquality of imaginationが由来である。 また、社会問題から個人の体験まで幅広い事象を可視化し、常に観客に「当事者性」を提示する作品作りが特徴である。

このnoteでは作品制作のことを中心に、被災地のことや原発のこと、その他考えたことなど、読んでくれている方へなるべく為になるような記事や僕らをより知っていただける記事を書いていくことを目指しています。
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