【番外編】サニーサイドアップ一人回しの面白さについて

今回は構築とかメタとかは抜きで、サニーサイドアップの思い出と一人回しがいかに面白いかという日記を書きたいと思う。
特に構築の参考などは無いので、何でこの人サニーサイドアップへの熱量高いんよって思った方など暇つぶしに読んで下さると幸いです。

この記事を読み終えたら、サイドもいらないし安いパーツで良いので、いつでもサニーサイドアップ成分を補給出来るように紙で手元に置いておくことをオススメします。
デジタルでは味わえない究極のエンターテイメントがここにある。

ちょっと前置きになりますが、先日アマプラ会員特典で観た「岸辺露伴は動かない」でザ・ランという話をやっていた。
今更感があるがネタバレ回避のため概要だけ、無気力な駆け出しのモデルがある日を堺にランニングに異常にのめり込んで周囲を巻き込んで大変なことが起こるという内容だ。

この話だと性格が変わり、ランニングを妨げるものを全て邪魔だと言い始めてしまうなど危ない思想になっていた。

私は性格が変わったなどは無いが、サニーサイドアップに関しては露伴先生に一度止められて「サニーサイドアップについて忘れる」と書かれていた可能性がある。
最近露伴先生のインクが風化してサニーサイドアップのことを思い出してしまったのかもしれません。

元々サニーサイドアップがモダンでまだ生きていた時に、卵で大会に出たことは無いが紙でデッキを作り延々と回していた経緯がある。
店舗の小さい大会にサニーサイドアップを持ち込む人は少なかったが、2013年4月22日その事件は起こった。私は4.22事件と呼んでいる。
なんとヴィンテージでRegrowthが制限解除に(そっちじゃない)、第二の日の出が禁止になったのだ。

我々が愛した卵は死んだ、なぜだ!ターンが長いからさ。

この時に思ったことは以下だ。
サニーサイドアップが禁止になったのはデッキが悪いのではなく時間がかかるデッキ構築一人回しの練習が足りてない人類側の落ち度である」

私はレガシーにサニーサイドアップを持ち込む時、4.22事件のことを脳裏に置いてデッキが禁止に追い込まれないように可能な限りデッキ回しを早くしようと思っている。(サイドに時間がかかってるのが今後の課題である)

今後サニーサイドアップで遊ぼうという方に一言だけアドバイスをするならこうだ。

「Remember4.22」

そこから長いことサニーサイドアップのことを忘れて生きてきたが、最近レガシーに参戦してサニーサイドアップのことを思い出してから毎日のようにサニーサイドアップを回している。

先日早めに布団に入った時のこと、妻から「今日はサニーサイドアップ回さないの?」と歯磨きした?ぐらいの感覚で聞かれて冒頭のランニングに異常に執着するモデルを反面教師にしないとと少し思いました。

そもそもサニーサイドアップはソリティアトランプのスピードの良いところを合わせたようなボードゲームと見ることも出来る。
時間を気にせず一人で延々と出来るので最高のエンターテイメントであることは間違いない

今回は皆さんに少しでもサニーサイドアップを感じて貰おうと、夜な夜な回している時の動画をノーカットで撮ってきたのでぜひご覧下さい。
手元にデッキが無い出先でもサニーサイドアップを回している感覚を味わえるので自分もたまに動画で摂取してます。

以下は何をしているか分からない方向けの解説です。
まず起動してもマナが減らないドローソースの置物を置いていきます。

デッキ名の元になった卵サイクル
墓地からデッキボトムに置いていずれ再利用出来る
ドロー+マナフィルター
同じような効果(マナ能力の最中にドローする特殊な挙動)

次にコンボ開始のターンにフェッチを切ったり、幽霊街で自分の土地を割ります。
zuran orbを使えばライフも無限に回復することが出来ます。

昔zooで使ってたので家にあったフェッチ
大会で起動すると対戦相手が自分の土地に使われたと勘違いするあるある
土地を生け贄に2点ゲイン

最後に第二の日の出、信仰の見返りでパーマネントを戻しましょう。

この絵を見るとモダンで禁止になった悲しみを思い出す
PWも戻せるすごいやつ

動画内では完全に引いてしまったが、大会ではデッキを薄くした後、最初に紹介した妖術師のガラクタで第二の日の出か信仰の見返りを指定することで任意のパーマネントを無限に戦場に戻すことが出来る。
有名なのは呪文爆弾で無限ダメージを与えるコンボだ。

元祖フィニッシャー

少しでも興味を持った方は是非サニーサイドアッパーなりましょう。
忙しくて大会に行けてないですが、サイドが練れたら書いて行きますのでご参考下さい。
低予算レガシーに興味のある方は創設者の脳乱さんがご作成されたディスコードもご紹介しておきます。

次回のサニーサイドアップへと続く

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