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QNAP NAS があれば VPN が無料で使える。「QVPN サービス」

こんにちは。Kumiです。

本日緊急事態宣言は解除されましたが、QNAPのテレワークお助け記事第三弾です。今日は、QNAPが提供するVPN「QVPN サービス」について紹介したいと思います。

VPNってなに

ほとんどの企業では、セキュリティ上の理由により重要なシステムやデータを会社内のITインフラの内部に留めています。

すると、同じローカルエリアネットワーク(LAN)またはイントラネット上のエンドデバイスでしかシステムやデータを利用できないようになります。

平たく言えば、「オフィスに行かないとアクセスできないデータやシステムがある」というわけです。

重要なシステムやデータをITインフラの内部に留めないと、悪い人から不正にデータを盗み取られたり(これを「通信の盗聴」と呼びます)、なりすましをされたりすることがあります。

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社員が在宅勤務を行う場合、この問題をクリアするのに使えるのが VPN という仕組みです。

VPNとは、暗号化技術を使いインターネットを介してLAN/イントラネットへの安全にアクセスする仕組みのこと。外部からはどのような通信が行われているのかわからないので、トンネルと呼ばれます。

あああああ

……便利ですよね?

ただVPNはお金もかかるし、システム担当者にとっても社員側にとっても手間がかかります。専用のアプライアンスやその機能を備えたルーターを購入したり、設定が必要だったり……などなど。

そこで便利なのがNASです

NASとは、ネットワークで接続されたストレージのこと。個人事業者から大企業に至るまで、さまざまな業種・業態の方々がファイルサーバーとして利用してくださっています。

すでにQNAP NASを導入している方にとっては、ファイルサーバーとしての利用に限らず、テレワークに役立つ付加価値機能を使うことができます。VPN接続を受け入れるVPNサーバー機能「QVPN サービス」もその一つで、ユーザーは無料で利用できます。

QVPN サービスでは、誰でもVPNにアクセスできるようにするために、サーバーとクライアント(ここでは社員が利用するパソコンを指します)双方の設定を簡素化しています。

日本語のマニュアルがあるので設定も簡単に行えます。

緊急事態宣言が解除されても

厚生労働省の発表した「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」では、働き方の新しいスタイルに関して言及されています。

テレワークやローテーション勤務が実践例として明記されています。

今後、感染症等の理由によって出退勤が困難になることを想定した職場環境づくりが課題なのかもしれません。

QNAPはNASベンダーですが、NASを単なるストレージ以上の存在ととらえています。データの保存に限らず、さまざまなソリューションを開発・提供していくことで柔軟性ある職場環境づくりのために役立てたらと思います。

それでは!

世界有数のNASメーカー、QNAP株式会社の公式noteです。