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ポジティブになる言葉のライフハック

他の人と何かを一緒にやる時って、お互い使う言葉は大事だと思うんですよ。言葉一つでグループやチームの雰囲気が変わる。ボクが気をつけているのはなるべくネガティブなことをポジティブに言うこと。

なにかを改善する時の言葉

改善するっていいことですよね。ただ、改善って悪い状態から良い状態にするって意味でもある。その現状は自分たちが作ったわけですよ。だから「改善しよう!」という掛け声には「今は悪い」という状態であるということでもある。考えすぎだ!と思われるかもしれなけど、英語の世界ではかなり気を使う言い方なんですよ。

例えば、"X improve Y"じゃなくって"X further improve Y"にする。

日本語だったら「改善する」じゃなくて「より改善する」ですね。改善するってことは、それまで努力していなかったの?と捉える人もいる。「より改善する」はこれまでも改善する努力はしてきたけど、より一層努力するニュアンスになる。

さりげなくポジティブに嫌い

嫌いなことは嫌いだとはっきり言いたいですよね。ただ、XとYを選ばなければいけない時に、Xを嫌いというのは気がひける。好き嫌いは個人的な価値基準で、良い悪いという客観的な事実とは違うと頭ではわかっていても、自分の好きなことが否定されると嫌なものです。

そのような時は他と比較をするとネガティブな発言がポジティブに変わるので不思議。

「ボクはXが嫌い」はネガティブですよね。でも「ボクはXよりYがもっと好き」とするとあーら不思議!急にポジティブな発言に!

誰かに何かをしてほしい時

これはダニエル・ピンクさんから教えていただいた言葉のライフハックです。彼が書いたベストセラーの「モチベーション3.0」に書いてあることを簡単に実施する方法がこちら。

それは、このほかにも他人に何かをやってほしいとき。上司と部下との関係じゃなくても、誰かに仕事をやってほしい時ってありますよね。そんな時に。

"I want you to do X"だと命令調だし、なんか感じが悪い。でも"I want for you to do X"だとアドバイスに変わる!forを一つ入れるだけなのに!

日本語だと「これをキミにやってほしいんだけど」じゃなくて「これやるとキミの評価が上がるよ!」という感じですかね。つまり自分のためにやってほしいというより、その人自身のためにやるといいよ!というアドバイスに変えてしまうわけですね!


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