MHz Radio Mixtape Vol.01~04
ココ数年・勢いのあるジャンルを、新旧縦横の文脈で紡いだmixtape。
プレイリストのストックから4つほど。
JAZZが豊作すぎて、僕1人に与えられた耳と脳の可処分時間では全く追いつかない。殺す気か!
ぐぬぬ…なスキルを有する手練れ達が、秒速で異種交配を繰り返し繰り返し…し…し…進化というか、バラエティに富んだ亜種が爆誕中。
テクノロジーとネットワークの恩恵は、こういう形でも現れるのですね。
レジェンドとの味くらべも楽しめるよう、僕なりの解釈で文脈を揃えて繋いだので、可能な限りハイエンドな環境で是非。
しつこく言いますが、オーディオのハイエンド化はマジ大事。せめてヘッドフォン・イヤフォンだけでも。
Female Voiceを中心にコンパイルしたMix。
ウィスパーでフェミニンな声肌を纏う音の筋肉。感性の体幹がエグい。
ジェンダーや世代うんぬんの雑音を易々突破しているので、もっともS/N比が良好なアートフォームになっているのがこの周辺かもしれない。
Male Voiceを中心にコンパイルしたMix。
Neo soul 以降…City Pop以降…、というかHiphopとDiscoを軸に、北半球全体がラボ化した発展場がこのへんの領域。
モータウンマナーの解釈塩梅や、サウスロンドン勢の「メロウ盛り家系」進化が美味。
それはそうと、GoldLinkの、母音だけでバウンスするフロウが大好物すぎ。声がチート。声帯に筋肉。
GoldLink繋がりのマメとしては、リック・ルービンのドキュメンタリーも製作されているようなので、こちらも人生のTo do リスト忘れずにだ。
J Dilla以降…ネット以降…の、Beats周辺ココ10年。
上記3つのプレイリストだと、Made in JAPANの出る幕はほぼ皆無でしたが、こちらの領域は上質なプロデューサーがザクザクです。
この歳になって気付かされたことなんですが、インストゥルメンタルというだけで辺境ジャンルなんだそうな。
どうやら、音楽って「唄」のことを指すらしいです。そんなバカな。
[〆の後記]
「デザインシンキング!」「抽象化!」「最適化!」「ウィンウィン!」と、バイブなバイブスが醸し出されているビジネストレンドにおかれましては、「抽象化されたアート」なども着想の筋トレになると思うので、この辺、スマートに説明できるように語彙を「最適化」したいものだ。
現状では、ブレストなどで「世界観」を伝える際、「抽象化されたアート」を例として挙げたりした日には…「恐怖」にも似た感情を…ごく控えめに…生暖かく向けられることがしばしば…ということもあり、公然と発言すべきではないNGモチーフということは理解してる。
でもなんでだろう…。言語よりも直感的でわかりやすいのに…。
そんな折、各位の音楽趣向をヒアリングして、腹落ちしたこともあり、上記Vol.01・Vol.04のような「音楽」領域からアートに触れると、言語領域外の「抽象」に対してシナプスが繋がりやすいのでは?
と仮設してみているのが今ココ。
誘い文句くらいは上手に言えるようになりたい。
「音楽」は、既にエンタメのメインストリームではないけれど、人文のR&D部門としては、いまだに相当イケてるので、プロダクトに関わる「企画」「ブランディング」「デザイン」仲間とは、共通言語?基礎教養?にしたいなあ。
伝え方は、もっと勉強&練習する!
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