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ストップ高の値幅と値上がり率の関係をグラフ化してみた

値幅制限ってなんで価格によって違いすぎるんだろうと前々から疑問に思っていたので実際にグラフにしてみました。

値幅制限とは

Wikipedia参照
以下はWikipediaから抜粋した、価格ごとの制限値幅です。

値幅制限

グラフ

値幅制限をグラフで表してみたのが以下です。
横軸が株価(基準値)、縦軸がストップ高(安)になったときの騰落率です。

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低位の価格帯の変化率が大きいのはまあいいとして、500~999円と1000~2000円で結構違うんですよね。
500~999円はストップしやすい、1000~2000円はストップしやすいんですかね。

値幅が小さいほうが買いか?

ここからは私の妄想ですけど、850~999の価格帯って結構ねらい目だと思うんですよね。値上がり率が15~18%ぐらいでストップ高までいってしまうので。
そしてストップ高張り付きになると、翌日の値幅は300円と倍になるので、かなり大きく上げやすくなる。ストップ高張り付きになると大きく上げる傾向があると思うので、この場合は値幅が広いほうが有利だと思うんです。なので、この価格帯の仕手株・急騰株を狙っていけば良いんじゃないかなと思ったりもしています。
低位株でも値幅が50円から80円になるところ(150~199円)とかねらい目だと思います。

ストップ高はそもそも買いか?

ストップ高張り付きになると翌日大きく上げるのでストップ高になりそうなら買っていく、こんな戦略はメジャーすぎる戦略だと思いますが、果たして本当にそれで勝てるのか、というのを過去のデータから分析というのを今度してみたいと思っています。

ストップ高の買い、私も良くやるんですが、私が買った銘柄だけは翌日GDしたりするんですよね。見送った銘柄は翌日もストップ高になったり。
不思議ですね。

呼値と値段

売買 の注文をする際の値段の刻み(呼値)も価格帯によって違いますね。
呼値が大きい(粗い)ほどボラリティが高い気がします。
低位株のボラが大きいのも呼値が相対的に大きいからですね。
なので呼値の変わり目で一気に暴騰にする、みたいなこともあるんじゃないかなと思っています。

とくに2999円→3000円で呼値が大きく変化(1円→5円)します。
2800円ぐらいの銘柄が急騰して、3000円超えてくると上げが加速、なんてのをよく見るきがしますね。

昔話
昔は100,000円未満の株の呼値は100円、値幅は10,000円。100,000円以上は呼値が1,000円でした。なので95,000円ぐらいの株が急騰して100,000円を超えてくるとあと5ティックでストップ高なので一気にストップ高になる、なんてのがよくありました。
1ティック1%という値幅は今考えるとクレイジーでしたね。

おわりに

今回はストップ高の値幅と値上がり率について考えてみました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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