確率の現実を知ろう。

 こんにちは!クァルと申します。今回は確率について第2回、確率の厳しいところ?をざっくり書いていこうと思います。具体的には誰もが涙したであろうソーシャルゲームのガチャの確率のお話です。
前回の記事では確率についてざっくりお話しました。関連はしていますが連続はしてないのでこのままでもどうぞ!

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確率について考えよう
https://note.com/qar13ktk20/n/nc24e9282f5f3

ガチャは辛い?本当のところどう?

 「何百連したのに当たらない。なんだこれ。」。1回は聞いた事ありますね。
 そこで当たり確率1%のガチャ100連するとしましょう!そして爆死を考えましょう(泣)
100連全てはずれる確率=99%を100回=0.99の100乗=0.366…=36.6%
36.6%、つまり3分の1で100連爆死。あれ?結構高くないですか?

確率は理不尽?実は偏りがあるだけ。

 上の文だけだとユーザー絶望の描写しか浮かばないので1つ救済を。上の文で「当たり1%のガチャ100連では36.6%が爆死」と言ってます。言い換えると「73.4%の人は1体”以上”当たる」。そう、2体も3体も当たる可能性があります。スキル上げ限界突破艦隊ウハウハです。単発ガチャではどう頑張っても0体or1体ですが、100連すると当たりは0~100体となります。もちろん100体当てるの理論上は可能ですが実現は難しいですが。
 結局のところ上記の例を考えると100人が100連する、つまり合計10000連すると当たり確率は1%なので合計100体当たると考えられます。この当たり100体を100人に不平等に分けられたと考えたらわかりやすいと思います。36人がもらうはずだった当たりは73人の中の誰かのもとに行ったというわけです。

これだけは忘れないでほしい。

 ガチャに「絶対、必ず」があるのは100%または0%の時だけです。ガチャの表記確率と実際の確率についてはこれまでも問題になることがありました。正直、表記通りの確率かなんてユーザーにはわかりません。どんな結果でも「絶対、必ず」でない限り起こる可能性がある。その可能性を考えるのが確率です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事は11月2日に書きました。



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