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確率について考えよう

 皆さんは「確率」という言葉を聞くと何を思い浮かべますか?簡単なのはコインの裏表やサイコロ。日常的なのは降水確率。ゲームをよく遊ぶ人なら成功率とかガチャの排出率とかでしょうか。でも「確率」はもっと深くもっと日常で活きる基準でもあります。ということで今回のテーマは確率です。

確率のざっくりな考え方

 「あること」が起きる可能性の割合の大きさ。
 
ざっくり言ってやりました。つまり「A」と「B」、どっちになるか分からない状態で、「A」になる可能性の割合の大きさ。ってことですね。コインの裏表なら「表」と「裏」、どっちになるかは分からない状態で「表」が出る可能性の割合の大きさ。それがコインの表が出る確率です。

ざっくり確率を考えてみよう

 確率を考えるうえで大切なのが前提となる設定と求めたいあること、その状態における起こりうるケースの数です。今回はサイコロで「1の目」が出る確率考えます。

1.前提を定めよう。 
 サイコロは立方体。1~6の目が割り振られている。必ず1つの目が出る
 ものすごく当たり前なんですが重要。三角錐とかじゃない、「1」の目は1つのみ、地面に角が刺さって曖昧な結果にならないことを保証しているんです。普通は常識として飛ばす工程ですけどね。

2.求めたいあることを決めよう。
 「1」の目が出る確率を求める。
 
そのまま求めたいことを決めます。今はあることが起こるか起こらないかの二択なので特に難しく考えなくて大丈夫です。

3.全体のケースを求めよう。
 サイコロは6面なので6通りの目が出る。
 
確率は可能性の割合の話。割合の公式は
 割合=一部分(くらべたい量)÷全体(もとにする量)
つまり可能性の割合を知るには全体がなきゃ求められないんですよね。今回は前提から1~6の6種類の結果が全てですね。

4.確率を求めよう。
 サイコロは6通りの結果がある、そして「1」の目が出るのは1通りだけ。
1÷6で1の目が出る確率は6分の1である。
 
あとは公式にはめて完成。無事に6分の1になりましたね。

ざっくり確率の注意点

・確率は0%より小さくならないし100%を超えない。
 確率はあることが起きる可能性の割合の大きさです。つまりあることが起きるor起きないの2択の世界で考えます。よって2重に起きる可能性が存在してもそれは「起きる」に含まれます。なので100%は超えません。
 マイナス会心という言葉がゲームで存在しますが、あれはダメージが下がる(ということが起こる)確率を便宜上マイナス符号をつけて表しているだけであって確率自体はマイナスではありません。なので0%より小さくはなりません。

 というわけで確率についてざっくりお話ししました。私は割と確率の考え方が好きなので高校レベルならそれなりにお話しできます。今度は少し詰めてお話ししたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事は10月10日に書きました

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