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こころの幸せレシピ

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お料理レシピをなぞらえて、ちょっと気持ちがほっとするようなストーリーを 集めています。毎月いくつか美味しい&楽しいレシピを思いついたときに書いてゆこうと思っています。しょんぼりし…
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#自分

お鍋の具は、わ・た・し

こころの幸せレシピ②-2 【材料】  ・元気をとり戻したい私  ・ヒーリング用のグリーンクレイ(イライト) 大さじ3 【調理法】  ・バケツにふくらはぎまで浸るくらいの熱めのお湯を注ぎ   クレイを入れて混ぜるだけ シェフ :梯 真由美 私の鍼灸マッサージ治療院に、 「調子が悪いんだけど、どこがどんな具合なのかわからない。」 というクライアントさんが来られることがあります。 あまりにも疲れていると、 肩に力が入っていることも、 呼吸が浅くなっていることも お腹の動きが

ミルクティーの時間

こころの幸せレシピ⑥ ぬくもりを感じていますか シェフ 梯真由美(鍼灸マッサージ師) 【材料】  ・冷えたこころとからだ カップ1  ・温かい心配り  無限大 【調理法】  ・陽だまりで、こころとからだを包みます。 紅茶を飲むとき、ふだんの私はストレートでいただきます。 お店で、 「レモンとミルクのどちらにしますか?」 とたずねられると、ほとんどの場合 「レモン」と答えます。 でも冬になると時々、 無性にお砂糖入りの甘いミルクティーが飲みたくなります。 そんなとき私

青橙のポン酢

こころの幸せレシピ⑦大切な香りがありますか シェフ 梯真由美 (アロマセラピスト) 【材料】   心地よい香り ひとつ 【調理法】   自分の感覚を素直に感じてみます。 10月の末に、予約していた青橙が届きました。 橙の果実は季節を経て、 濃い緑色から黄色、お正月の頃には橙色に変わります。 冬に熟した実が、年を越しても落ちにくく、 2~3年なり続けるそうです。 越冬した実が春を迎えて夏になり、また青緑色になって、 ひとつの木に新しい実と前年、 前々年に残った実とが混

ころころカレーな、こ・こ・ろ

こころのしあわせレシピ⑧ シェフ 梯真由美 (鍼灸マッサージ師) 【材料】  飾らない気持ち  カップ1  スパイス 少々 【調理法】  あるがままをいかして、味つけをします。 ピンポン玉くらいの玉ねぎと、 ひと口大くらいの小さなじゃがいもを 皮だけむいて作る、ころころカレーが好きです。 30個くらいのミニミニたまねぎと、 10個くらいの粒じゃがいもが お鍋の中で、転びます。 ころんころんと回りながら、やわらかく甘くなり スパイシーな味をまとって、できあがりです。

味わい深いもの

こころの幸せレシピ⑨菌は生きている シェフ 梯真由美  【材料】  ・こころの余裕 たっぷり   【調理法】  ・ゆっくりと時間をかけます ヨーグルトにチーズ、発酵バター、パン 酒や味噌、漬け物、納豆など 目には見えないけれど、微生物が時間をかけて、 美味しくしてくれる食品がたくさんあります。 時間をかけることで、味わい深くなりますね。           ・・・・・・・ インターネットの普及で、瞬時に情報が得られ 便利になった事が多々あります。 私は、視覚に障

紫たまねぎのスライス

こころの幸せレシピ⑩執着は宝もの シェフ 梯真由美  【材料】  ・こだわり  カップ1 【調理法】  ・私好みに味つけします。 紫たまねぎを輪切りにすると、ぐるぐる渦巻き模様がきれいです。 辛味や刺激が少ないので、 薄くスライスして水にさらすだけで、彩りのよい シャキシャキ美味しいサラダになります。 塩で軽く揉むと、すぐにしんなりして それはそれで美味しいです。 同じサラダに加えても、シャキシャキとは違って 別物のような食感と味わいになりますね。