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ミニマリストゲームは図書館からはじめよ ゴキゲンLIFESHIFT 24 経済的自立

2022年から本格的に始めるアーリーリタイア生活において、支出のコントロールは大きなテーマになります。けれど支出抑制はともすると「侘しい感覚」になり、行き過ぎるとつまらない生活を生涯強いることになり、人生の幸福感を著しく損ないます。

そこで、経済的自立をエンジョイするための2つの工夫を取り入れました。

1.ミニマリストゲーム:質素倹約をゲームとして楽しんでしまう
2.リゾート貯金 :使うときは豪勢に使う。そのための別口座です。

この2つは今年の大きなテーマなので、折に触れて紹介していきますが、
今回はまず「ミニマリストゲーム」のお話です。

流行のミニマリストは、「必要最小限の持ち物で、丁寧な暮らしを実践する人」を指します。かっこいい、断捨離、素敵!ですね。あこがれます。
でも私は美記憶をテーマにしているので、思い出の品まで捨ててしまうのは勘弁してもらいたいし、時間を短縮する家電があれば利用したい、極端にモノを減らせばいいわけではないと考えています。
なので申し訳ないですが、心底同意してミニマリストをやるのではなく、ゲームとして「より身軽に、よりコストダウンした生活にシフトダウン」していく過程を楽しもうと考えています。本気の方がいたら、先に謝っておきます、ごめんなさい。でも人生としてシンプルになっていくのは素敵だと心底思ってます。これは本心です。
加えて90歳の母の過程をつぶさに見ていくと、後期高齢になるとモノが捨てられない、モノを他人が強制的に捨てるとボケが急激に進行するという事実が明確になったので、75歳までになるべくシンプルな佇まいに生活を律していきたいと願っています。

ミニマリストゲームを開始するにあたって、この2年間のリモートワークが素晴らしいシミュレーションになりました。

元から年収の割にあまり日常にリッチなものを求めるタイプではないのですが、IT企業でそれなりの役職で働いていれば、それなりの出費はかかるものでした。
通勤に伴う飲食代だけでなく、スーツも大好きだったので年に2着は新調するし、最新情報の入手のための書籍や定額支払いコンテンツには出費がかかっていました。

それがリモートワークで一変しました。午前と午後に自分でコーヒーを挽いて飲むだけでも、カフェなどに費やしていた出費は驚くほど減りました。スタバの良い豆を使っていても、断然安上がりで、かつリラックスできます。
ランチはインスタントラーメンで十分だし(笑)、洋服はほとんど買っていません。2年間も!

そこで、過去5年間の出費傾向と、この2年間のリモート生活の出費を比較して、抑えるべきポイントを割りだしました。

・生命保険をやめること 
・ケータイ通信費を格安サービスに乗り換える
・電気・ガスをパック料金化する
・高齢になり医療費がかかるのは仕方ないが、なるべく予備的に処置する
・教育費、特に書籍代

すでに手を付けたものもあれば、これからのモノもあります。

1月から徹底的に開始するのは、書籍代の削減です。
これは簡単にハックできます。買いたい本を図書館で読むのです。これで書籍代はゼロになります。

図書館大好き人間なので、もちろん経験済みなのですが、多忙な生活になると、これをする余裕がなくなります。
マイクロソフト時代には図書館に通う時間はまったく捻出できず、欲望のままにAmazonをポチっとする習慣が身についてしまいました。
正直、際限なしのザル管理で、知識欲のままにAmazonプライムで手に入れてました。

アーリーリタイアの恩恵で、時間は担保できたので、今日は久しぶりに図書館に行きました。事前に購入したい本のリストを作り、蔵書があるかどうか調べました。ちなみに橘玲さんの最新作「裏道を行け」はまだなくてリクエストし、前作の「無理ゲー社会」は市内に5冊ありましたがすべて貸し出し中で貸し出し予約しました。失敗したと思ったのは、橘氏が紹介している「ボボス BOBOS」という書籍を先日Amazonで頼んだのですが、なんとこんな本まで蔵書にありました。なので、書籍代は手間さえ惜しまなければゼロにできることが今日だけでも証明されたのです。

ミニマリストゲームの成果を実感するためにも、まずは図書館で読みたい本を探してみたらいかがでしょうか?

『裏道を行け ディストピア世界をHACKする』(橘 玲):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

無理ゲー社会 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

アメリカ新上流階級 ボボズ―ニューリッチたちの優雅な生き方 | デイビッド ブルックス, Brooks,David, セビル楓 |本 | 通販 | Amazon




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