LOGO それはその作品のイメージを決める作業 2021年5月16日ー紙の本プロジェクト

画像1 本日はLOGOデザインの日 ロゴは、作品の印象を決める大事なものです。ハリウッド映画に関わる仕事が長かったので、ロゴに宿る作品の発信力や、ロゴデザインに命を吹き込む職人技を多く目にしてきました。この作品でもその成果を注ぎたいと思っていました。作品の持つ方向性をデザインが象徴する作業です。
画像2 Macらしく、モリサワフォントの豊富な選択肢の中から協議しながら、慎重に選んでいきました。
画像3 デザイン、レイアウト、フォント、バランス・・・、ロゴは白黒でも、考え、決めていく要素はたくさん多いものです。
画像4 この1冊は、顔が2つあります。A面のロゴとB面のロゴのバランスも重要な要素です。また本文のフォントとの整合性も大事なポイントでした。
画像5 「読解」サイドです。固い内容に合わせ、本文の明朝体を前面に押し出しました。主題と副題の並べ方、バランスなどを微調整。
画像6 「フォトトリップ」サイドです。やっているうちに、だんだんデザイン色が出て来て楽しい!
画像7 グレーにすることで、作品世界に意味を出しました。・・・この段階で、ある重要な間違いを犯してまして、あとで修正しました。その理由、わかりますか? ヒントは数字です。
画像8 紙に打ち出して、完成を予想します。ロゴが現実世界に表われた瞬間です。

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