見出し画像

誰だ、ロシアが寒いっていったヤツは?!~5

20180621:25797歩

海外旅行するにあたって、避けて通れないのが出入国審査、通称「イミグレ」
もちろん、搭乗手続きやセキュリティチェックもあるけれど、きっと一番緊張感があるのがイミグレかと。

チェックするので当たり前だけど、ジロジロ睨むように人の顔を見て、基本的に無表情でスタンプを「タンタンタン!」っと押される。

ほぼ英語対応でOKだし、英語がわからなくてもだいたい「サイトシーイング」といえれば通過できたりする。

今回のロシア入りに関して言えば、何も聞かれることなく、ただ出国カードにサインするのみだったが、これはワールドカップだからなのか、ロシアだからなのか。多分、前者だろうけど。
よっぽど、スタジアムに入る際のセキュリティチェックの方が厳しかった。

さて、今日はモスクワ観光の日。
サポ村のオプショナルツアーなので、大人数でゾロゾロとホテル近くの地下鉄の駅へ向かう。

「パルチザンスカヤ(Партизанская)」駅

アルバーツコ=ポクローフスカヤ線、通称モスクワ地下鉄3号線。
「パルチザンスカヤ(Партизанская)」駅から中心部の「プローシャチ・レヴァルーツィイ(Пло́щадь Револю́ции)」駅へ。
ここは駅の構内に革命戦士たちの像が並ぶ見ごたえのある駅なのだが、団体行動のつらさ、さくっと地上に上がってしまう。

地上に上がって間もなく、ボリショイ劇場。
「ボリショイ」って「大きい」という意味。なので「大劇場」。

ロシア国内には複数の劇場が存在し、大きなものをボリショイ劇場と呼び、小さいものをマールイ劇場と呼ぶ慣習があるらしい。
国外からだと一般的に「ボリショイ劇場」というと、このモスクワの劇場のことを指すとのこと。

しばらく歩くとカール ・ マルクス像。

遠い昔「社会科の授業で聞いた気がするな~」なんていうといろんなところから突っ込みが入りそうなので、簡単にいうと「資本論」を書いて、共産主義を打ち立てた人。

きっと授業で習ったことを忘れてしまった人はロシア人と勘違いしてしまうかもしれないけど、ドイツ人。
それもロシア人を嫌っていた。なのに、自分の思想がロシアで実現してしまうという・・・。
今や、頭の上にハトを乗っけてモスクワの地に胸像としてたたずむ。

実は、ボリショイ劇場前で写真を撮っているときに、カメラにSDカードが入っていないことに気づく。
なんて安直なミス。移動中に地下のスマホカバーを売っている店で、急遽SDカードを購入しリカバリした。それにしても、どんだけプーチンのスマホカバー売ってるんだよw

柵に囲まれた歴史博物館を通り過ぎ、救世主ハリストス大聖堂 (Храм Христа Спасителя フラーム・フリスター・スパスィーチェリャ) へ。
ロシア正教会の大聖堂、全世界にある正教会の大聖堂中、最も高い103メートルとのこと。

脱帽の上、中に入ることができた。
ホントかどうかはわからないが、ワールドカップ期間中ということで、フラッシュ撮影は禁止なものの、写真OKという大盤振る舞い。

とても美しいフレスコ画や平面的な聖画像であるイコンの数々。西欧諸国の大聖堂の祭壇とは異なる雰囲気。宗教とかその手のものはあまり関わらないのですが、美しいものは美しい。

その後も歩く歩く。

クレムリンの赤い城壁をぐるっと回りこみ、ようやくお目見え、やってきました聖ワシリイ大聖堂。そして、赤の広場。

赤の広場 (Красная площадь クラースナヤ・プローシシャチ)は「クラースナヤ広場」ともいいますが、クラースナヤとはロシア語で「赤い」という意味とともに「美しい」という意味もあり、本来は赤の広場ではなく「美しい広場」ともいえる場所。

とはいえ、ワールドカップに伴い、フットサルコートやキックターゲットなどのイベントスペースが設置され、なんだか雰囲気ぶち壊し感がw

一旦、集合ののち解散。
有志で残留し、昼は mymy (ムームー)というレストランへ。
いろいろ食べた中、寿司も食べたが見た目は綺麗なのに、舎利は硬くパサパサ、サーモン自体は悪くなかったものの、中に入っていたクリームチーズは柔らかく、海苔は固くてバランスが悪い。

ついでにわさびはとてつもなくまずく、紅しょうがは辛いだけ。なぜか、醤油は悪くなかった気がする。
無茶苦茶言っているようだが、ブラジルの甘い寿司より数段マシだった。

ホテルに戻って、フットサルっぽいサッカー。
途中サウジアラビア人の助っ人乱入などもあり楽しく蹴れたが、開始早々、左の靴が崩壊w

疲れた身体に鞭を撃ち、外食。
昨日の店は良かったが、新しい店を発掘しようとイタリアンの店へ。
寿司はあったがこれも微妙。
当たり前だが、やっぱり寿司は日本に限るw

それにしてもよく歩いた一日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?