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スコアだけの報告は必要ない

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて、今日は試合後のコーチとのフィードバックについてお話します。
私のスタンスなので、これが正解ということではないです。

フィードバックは重要なパート

試合後のフィードバックとは、どのカテゴリーの選手でも重要なパートだと考えています。ちなみにフィードバックとは、相手の行動に対して改善点や評価を伝え、軌道修正を促すことを言います。結果報告と間違えられますが違います。結果報告は試合の勝敗を伝えるだけのものです。勝敗やスコアは誰でも情報収集できます。しかしフィードバックとは、どのようなプロセスを得てこのような結果になったのかを選手自身にヒアリングや選手本人の考えを聞きながら評価して改善していくことです。
また、わたしはスコアだけの報告は必要ないと考えています。
特にジュニア選手には、
「私へ報告するときはスコアだけの結果報告は必要ない、内容を自分で整理してから報告に来てほしい」
と伝えています。
また、選手自身がアドバイスや試合の分析、整理を求めているなら報告するようにと伝えています。
ですから、結果を報告するということを義務にしていません。

ジュニア選手の結果報告が変化してきた

そんなルールで彼らに接していて、ここ最近変化してきたことがあります。それは、フィードバックが彼ら自身でできるようになってきたということです。特に私が試合を見ていない状況でも、試合の状況説明や心情、戦術面や技術面を細かく伝えられるようになってきました。
わたしもここまでフィードバックの技術が上がると想定していなかったので、嬉しい誤算です。
結果やスコアに評価軸を置いてしまうと、ここまでのことはできないと思います。自分の試合を結果だけでなく、過去の自分との成長に評価軸を置いているからこそ、できるのだと思います。


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