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その敗因は本当にメンタルが弱いせいなのか?

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。
お知らせです!
2/18 浜松市の雄踏運動公園にてTENNIS PLAY&STAYのイベントがあります。
親子で参加できるもので、一般の方も参加できます。
ぜひ一緒にテニスしませんか?
お申し込み、お問い合わせは下記電話番号へ!!

知識を持とう

わたしは選手たちの試合結果の報告を受けます。試合を観に行っていない結果報告をしてくれる選手も多くいますが、彼らのフィードバックで多く語られるのは、「メンタルが弱くて負けた。」とか「メンタルコントロールをできるようにしたい」という内容です。
わたしはこのようなフィードバックをもらうと、メンタルという大きなくくりに敗因をすべてつなげすぎていないのか?と疑ってしまいます。

まずはそれは本当にメンタルの問題なのか? 疑うことが自分自身にできるかどうかだと思います。
状況把握が悪かったのではないのか?(分析力)
状況判断を誤ったのではないのか?(判断力)
実行力がなかったのではないのか?
評価が間違っていたのではないか?
試合の流れを読む力が足りなかったのではないのか?(予測力)
相手の苦手なところ、得意なところを見抜く力が足りなかったのではないのか?
これらの事柄を知識として知っていることができれば、試合中に修正できます。そしてフィードバックもすべてメンタルという敗因に紐つけることが減り、具体的に次の課題が見えてくるようになります。

判断能力を上げることが試合に勝つための近道

そこそこ技術がある選手たちが、次のステップにステップアップするには、正しく判断できることが重要不可欠です。そのための練習や練習試合があります。そしてその判断能力をあげるために、常に頭を使って練習することが大事になります。
以前の記事にも書きましたが、メンタルは脳の仕組みを知ることから始まります。気持ちだけで勝つということは、昭和の考えです。(古いってことw)
敗因をメンタルが弱いと片付けている選手は手詰まりが近いということを覚えておくといいと思います。


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