濁ったカラダが透明に【pirokichi水族館】
ほんの趣味として小さな水槽でアクアリウムを楽しんでいます。
『楽しんでいる』といっても実は次々と様々な出来事があり、それに対処する日々で楽しいばかりでは無いのが実状です。
まぁ、それを含めて充実しているのかもしれませんし、『いきものがかり』とは得てしてそのようなものであり、その大変さも子供へのよい教育ともなっていると考えています。
我が家で飼育している魚に『トランスルーセントグラスキャットフィッシュ』という透明な種類がいます。
ほぼ1年前に我が家にやって来た記事を紹介しておりましたので、ほぼ1年経ったことになります。
そう、ちょうど1年後にこの『トランスルーセントグラスキャットフィッシュ』に異変が生じました。
11/13【異変発覚当日】
透明さがウリというか、素敵なのですが、1匹に異変が見られました。
カラダが透明では無くなっているのです。
なんだか白い斑点のような、カラダが濁っているのです。
さらに水草の葉の下にじっとしており、なんだかうずくまっているような明らかに体調が優れないようにみえました。
11/14 【異変発覚翌日】
やはりカラダは白く濁った様子のままです。
なぜだろう?
この白く濁るのは、どうやら体調を崩したり、寿命が近いとみられるとか、白点病ではないかという情報が得られました。
水質が悪化しているのか、早速水替えを行い、マラカイトグリーンという成分の薬剤を投入してみることにしました。
この薬剤は先月『アルビノネオンテトラ』の異常の際にも使用し、その時については記事にて御紹介もいたしておりました。
白点病であるならば、その原因である繊毛虫の一種『ハクテンチュウ(Ichthyophthirius multifiliis)』に対してマラカイトグリーンの効き目が期待できるようです。
11/20【異変発覚7日後】
一週間が経過しました。
カラダの白く濁った部分が心なしか薄まったような、つまり透明さが復活しているようにみられました。
11/22【異変発覚9日後】
さらに2日経ちますと、さらに透明さが戻ってきているようにみられました。
いかがでしょう。
光の通し方が違います。
思い込みなのか不安になりましたが、以前の写真と見比べて明らかに白濁が減少していることが判りました。
動きも活発になってきているようです。
おわりに
なかなかすぐに変化がみられなかったので、白点病ではなく、ひょっとすると寿命なのかと覚悟もしておりましたが、透き通る輝きを再び魅せてくれるようになりました。
水替えや掃除などを怠ると如実にその影響とみられる事象が生じて、その度に生き物を飼う責任の重さと、対する愛情を試されているのではないかと思わされます。
さらにこまめなメンテナンスを行いながら様子を観察していきたいと思います。
おしまい