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東洲斎写楽 / メトロポリタン美術館
自称、港区男子
有休を利用して、平日の昼間に都心の美容院へ。
少し目を離した間に隣に30代くらいの男性客。
私は雑誌を読んでいたため、自然と隣の席の会話が聞こえてくる。
まずは、花粉症でのどが痛い話。
龍角散は飲んできたけどまだつらいとの訴え。
「病院にはいかないんですか?」との美容師さんの問いに
「そういうことじゃない」と。
つまり、症状の解決はのぞんでいないようだ。
欲しい言葉は、「花粉症辛そうですね。大変ですね。」とか?
次に仕事が忙しい話。大阪にほとんど毎週行ってるとか。
そして、きっかけは何だったかわからないけど突然
「住所は、港区港南で~」と自分の住所を言い出した。
えっ?!なぜ?!なぜ住所?!住所聞かれてたっけ??
家賃は20万数万で、その場所にしては安いとかなんとか
さらには、「芸能人は普段からマスクしてるからさ~」とかなんとか
業界の裏事情のような話をし始めて、
テレビ業界の人なんでしょうかね・・・
気になって仕方がなかったけど、
なんだか見てはいけない気がして
ずっと雑誌を眺めていました。
私がシャンプーから戻るといなくなっていましたが、
美容師さんも、相手が欲しい言葉を知りつつも徹頭徹尾、
正面からは受け止めない感じ。
あういうのはキャバクラとかにいったら
「大変ですね~」とか「すごいですね~」とか言ってもらえるんだろうか?
でも自分も美容院に行くと、受け止めてくれる人が多いから
ついつい、最近忙しくて~とかこないだ〇〇行ってきて~みたいな話を
吐き出しがちかもと思い、やや反省。
とりあえず「都会の美容院には、港区男子が実在する」ということと、
すべての接客業の皆さんにリスペクトです!!
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