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40歳女子、天パとの戦いの歴史を語ってみる

 情シスはまったく関係ないです。

天然パーマとのおつきあい

 「天パです」と書くと「私もくせ毛です」みたいなことを言われる方がいらしゃるんですけど「天然パーマ」と「くせ毛」って全然違いますからね?

 「くりんくりんとかかわいいよね」とかいう人もいますが、こんなのを想像してます?違いますから!

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こっちですから! これでも一番ひどかった時と比べると、全然ましな方ですってば。

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 長いおつきあいの美容師さんによると、私の髪は

「二つの渦巻きがあり、片方は大きくて比較的扱いやすいが、もう一つ完全に別系統があり、そこは普通の髪の流れとはまったく別の方向を向いています。。。髪質も硬くて多くて脂分も多く、大変に扱いづらい髪といえます」

ということ。

そんな細かい分析、いらなかった。。。というか、知ってた。

ショートカットしか許されない子ども時代

 子供のころはずっとショートカットでした。短めに切りたかったんですけど、母親が「可愛いじゃない!なんで嫌がるの!」というもので、くりんくりんのまま。とくに小さなころはブラシがまともに通らない箇所があったりして、痛い痛い。

 小さい頃の写真がほぼ全部ふくれっ面なのは、そのせいもあります。

 ちなみに、中学時代の校則で「パーマ禁止」だったので、何か言わないといけないかと思ったら「あーもう見ればわかるからいい、気にしなくていいからな、大変だな」ですって。

教師に哀れまれる天パって・・・失礼な。

修学旅行で驚かれる

 そんなこんなで高校で修学旅行に行きまして。入浴タイムが終わってお風呂から出てきたら、周囲が驚愕することに。

「えーーー!何それ、全然様子が違う!可愛い!絶対ストレートがいい!」
「顔も変わった!変身したーーー!」

 まあ、いつもぼさぼさのモシャモシャでしたからね。この反応を見て、「いつか絶対自由とお金を得てストレートにしてやる…!」と決めました。

初めてのストレートパーマで洗礼を浴びる

 ということで「可愛いじゃない!やめなさいよ!」という母親をおいておいて、アルバイトでお金をためて初めてストレートパーマというものをかけました。かけるためには髪を伸ばす必要があり、これがまあ地獄だった。

 夢に見たさらさらヘアです。。。!

しかし、翌日朝になったら元通り。なぜだ。
※当時のストレートパーマには結構あったらしいです。

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 その後何件か美容室をはしごしました。「炭酸水につける」とか、不思議な施術を経験しましたが、どれも1か月以上はまともにもたなかった気がします。ちなみに炭酸水につけるところは結構通いました。なんか、オートシャンプー(機械に頭を突っ込むと自動でシャンプーしてくれる)とかいろいろ導入してたけど、担当さんが独立したので行かなくなりました。

 というか、高い。一回2万くらいかかってましたからね。本当に高いものは5万以上するやつとかあったらしい。

学生に毎月この金額って無理です。。。!当時は若干色気づいていたのでがんばっていましたが、くじけて、ショートに戻すことに。

ストレートパーマがメニューにないなんて…!

 そんなこんなで社会人になりまして、しかし、下記に書いた通り、地方に就職したもので、美容室がわからん。

 わからないまま近所の個人経営の美容室に行ったら「ああうち、ストレートパーマはやってないよ」ですって。しかも「髪が痛むしやめたほうがいいよ?」なんていわれ、いろいろと心配されて、通うように。
 さらにご近所なので会社帰りにすれ違ったときに「そろそろ切り時だね、来たら?」なんていわれ、しばらくショートの時代が続きます。

 しかしこの方、かなり腕が良くて、上手にすいてほどほどみばよくしてくださいました。お金のない入社1年目はこの方に助けられました。

 しかし、社会人1年生に奥さんの愚痴を延々と言うのはやめてほしかった。

初めての縮毛矯正にチャレンジ

 その後、会社で知り合った方から「ストレートパーマじゃなくて、縮毛矯正をやってみたら?知り合いのところを紹介するよ」と言われて、もう一度チャレンジすることにします。

 駅前のちょっと個性的な美容室だったのですが、地元の商店街ともめてちょっと離れたところに2店舗に分かれて移転したらしい(それも地方らしい)そのうちの1店舗が縮毛矯正専門だったので、そこに紹介されていくことに。

 当時の縮毛矯正は、結構高くて、都会だと5万以上したりもしたらしいですね。地方のその美容室でも3万以上したと思いますが、問題は時間。
 何度も溶液をつけて、延々とすいていくわけですから、3時間以上がデフォでした。というか、一番時間がかかったときでなんと5時間。
 1時に入って美容室を出たのが6時まわってるって、何?

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 しかし、さすがにきれいにはしてくれて、3か月くらいはもってくれたので、しばらくはそこに通うことになります。

引っ越しと美容師さんとの出会い。

 そんなこんなで引っ越します。2LDKですよ。経緯はここに。そこで今の美容師さんと出会います。

 さすがに都会だったので選択肢はたくさんあったのですが、なかなかうまくいかず。

・地元過ぎて落ち着かない(地元のお店を教えてくれたのは助かった)
・「今日が最後なんです」というメンタルがやばめの美容師さんにあたる
・薬液が強すぎて激痛がはしったり頭がはれ上がったりふけが出まくり
・耳にこてが当たってやけどする

 ちなみに2~4は同じ美容室です。。。!
 そんなところに通うなっていう話なんですが、サラサラにはしてくれたんです。でも、なんか話が重いし痛いし薬液合わないし、カラーとか進められてくさくさして衝動的に髪にオレンジの差し色を入れてしまうしで(オイ)、どうしようかと思っていたところに、また職場で紹介を受けます。

「美容室変えない?腕が良くて、地方出身で素朴な感じで余計なことも言わないし、合ってるんじゃない?」

 素直に予約を取っていったら、ここがなかなか良くて、しばらく通うことになります。

  しかしその後、一時的に生活が荒れて、また距離を置くことに。
当時はあちこちの美容室に行っていましたが、細かいことは覚えていません。いろいろと生活が荒れていましたので。。

美容師さんとの再度の出会い

 そこであれこれあって結婚し、駅前に引っ越したころに、前の住所あての案内が転送されてきました。

あの美容師さんが独立して、徒歩3分のところに店舗を構えるという案内。

 これは行くしかないだろうということで、開店早々予約を取っていってみると、こじんまりした大変居心地の良い空間がありました。
 しかも縮毛矯正にこれから力を入れていくということで、薬液も大量にそろえてあり「たくさん出てるんですけど、これが絶対に合うと思うんですよ…!」と言われた薬液が大当たり。

・痛くない
・何度もつけなくてよい
・持ちがよい

しかも1万円台というやさしさ…!

 その後すっかりここの常連になりましたが、研究も怠らずにいろいろ試してくださっているので、今はかなり落ち着いています。
 「天パなんですか?全然気づきませんでした」という人もいるくらい。

最後に、美容室選びの(私なりの)ポイントをまとめると

・美容師さんとフィーリングが合う
・いろいろと無理にすすめてこない
・丁寧にオーナーがその日の髪質を見てから薬液を決めてくれる
(季節や体調によって適切な薬液は変わるらしいです)
・1万円~2万前半まで

これくらいですかね。
やっぱり、出会いなんだなあと思っています。

ちなみに、そこで紹介されたシャンプーとマスクが大変に良くて、マイルドなのでマスクは冬でも使っています。

くせ毛はコンプレックスになりやすいですよね。

こちらはレビューも良さげ。

おしまい。


















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